国文祭で能の4流派が奈良へ里帰り

能楽4流(観世・金春・宝生・金剛)は大和猿楽四座が源流であります。4流は奈良の各地で社寺と共に発展し拡げられていったのですが、江戸時代に入り本拠地は東京、京都に移り能の源流が奈良であるという事は、ほとんど知られていないようになりました。
今回、奈良で開催される「第32回 国民文化祭・なら2017」では、初の試みとして、それぞれの発祥地などでの里帰り公演を宗家(家元)などが演じる事となり、能の原点を見つめ直し、能の故郷奈良を広く知ってもらう機会になればと関係自治体や能楽関係者らが企画したものです。

詳しくは国文祭・障文祭なら2017