【ニューヨーク支店通信 No.1】

弊社は、奈良公園を中心に本店と4店舗のグループ店がありますが、もう1件、ニューヨークにも出店しています。

ニューヨーク

現在、ニューヨーク支店では、料理のプロの方々を中心に、菊一の刃物だけでなく日本の優れた刃物の普及に努めています。

今回は、アメリカで公開している、菊一文珠の刃物をご紹介するプロモーションビデオをご紹介します。お国が違うと雰囲気も違ってきます。

・テンションがアメリカです。ひたすら切っています。リンゴはあんな切り方をしているんですね(1分22秒頃です)
※ 音量に注意してご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=5COpxDWFoXM

・少々古いビデオですが、しっとりとした包丁の製造過程・菊一文珠四郎包永のご紹介ビデオです。
https://www.youtube.com/watch?v=VjZSf2Qvs08

夕食会
先日は、国連総会の後の和食夕食会で、安倍首相の奥様昭恵さんとご一緒できました

日本の刃物は、海外でも人気があります。

今後は料理のプロの方ばかりでなく、一般の方々にも日本の刃物の良さをお伝えてしていく予定です。

2016年秋 台湾大商談会

先日、台湾の台北市、台中市、高雄市の3都市に出張に行ってきました。奈良にたくさんの方が観光に来ていただけるよう、奈良の魅力をたくさん語り、弊社の商品もご紹介して、台湾の方とも色々とお話できた、実りの多い出張でした。

taiwan
台湾 3か所で商談してきました。

写真は商談開始前のものが多く、閑散としているように見えますが、どの会場も多くの方に来ていただき大盛況でした。

taihoku
台北市にて  商談開始前の様子。準備はOK
taityu
台中市にて・・・・いろいろ話が進んでいるようです
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高雄市にて・・・弊社商品のご紹介(春日鹿まんじゅう かのこ、しかまろくん 三笠焼き、菊一文珠四郎包永の爪切りなど)

台湾の方は、本当に穏やかで、優しい方ばかりでした。お料理もおいしく、今度は仕事でなく観光で遊びに行きたいですね。

奈良も負けないよう、頑張ります!!
旅行を計画中の方、ぜひ、奈良へお越しください。
楽しい旅の思い出ができるよう、鹿さんと一緒にお待ちしています。

お知らせ  春日鹿まんじゅう「かのこ」 春日大社 奉納

9月16日(金曜日)大安、弊社の春日鹿まんじゅうの発売を記念し、春日大社での奉納を行いました。
最初に、貴賓館にてお清めです。

春日大社 貴賓館
貴賓館に到着
春日大社 貴賓館 2
森の中の貴賓館前で、お清めのお水をいただきます。
貴賓館前
貴賓館には、弊社寄贈の御間塀が置かれています。

貴賓館から直会殿(なおらいでん)に場所を移し、ご祈祷ののち玉串を捧げ、滞りなく神事を終えることができました。

直会殿
この建物で、神事を行います。
奉納後
奉納後、ご本殿の方見上げると、鹿さんに出会いました。これは、吉兆

その後店に移動し、報道機関の方々による写真撮影です。

撮影風景
撮影風景 ちょっとこうしたほうが・・・

「春日鹿まんじゅう かのこ」 、なんとか、発売までこぎ着けました。
企画から製品開発、焼き方の工夫などなど、おいしく召し上がっていただく為に、色々と奮闘してきました。

ぜひ一度、お召し上がりください。

かのこ 店内の様子
店内の様子  かのこ 袋入り 300円(税込) と 箱入り800円(税込)

 

2個入り
2個入り (おす鹿、めす鹿が入ってます)
6個入り
6個入り (おす鹿3匹、めす鹿3匹)

 

ご購入は、菊一グループ各店舗で!!(菊一グループ店 地図はこちら

9月20日からは、弊社オンラインストアでも販売します。
オンラインストアの場合は、受注生産となりますので、若干発送にお時間がかかります。どうかご了承ください。(菊一 オンラインストアはこちらから

 

奈良の見どころ その18 春日大社 御間塀(おあいべい)を ご存知ですか?

今年春日大社では、20年に1度の「式年造替」として、本殿4棟(国宝)の修理をされています。
本殿は板でできた塀でつながっており、その板塀(5枚)を御間塀(おあいべい)と呼んでいます。

「御間塀」の大きさは、縦 約1.5m × 横 約2m で、そこには絵が描かれています。これは、現代の絵馬の元祖ともいわれるもので、3枚は、舎人と神馬を描いた「神馬牽引図」、1枚は、獅子と牡丹を描いた「獅子牡丹図」、もう1枚は、竹と雀となぜか蜘蛛が描かれた「竹に雀図」です。

当店は、江戸時代に春日大社より御間塀の1枚をいただいておりましたが、残念なことに、十数年の火災により焼失してしまいました。ただ、焼失した際、当時の当主が、複製を2枚作成し、1枚を春日大社に奉納し、今は貴賓館に飾っていただいているようです。
そして、もう一枚は、菊一文珠四郎包永 本店にて保管しております。その写真をご覧ください。

御間塀
(当店にある 御間塀 「双口牽馬図」)

「神馬」にふさわしく美しい装具を付け堂々とした白馬とその馬を牽く二人の舎人が、生き生きと描かれています。この舎人達のお顔を見ていただくと、目がぱっちりとしたなかなかの男前です。

今回、春日鹿まんじゅう「かのこ」の発売記念として、菊一文珠四郎包永本店で、この御間塀を展示しています。

かのこ発売前 本店
左から、御間塀、赤童子の掛け軸、一刀彫の鹿、鹿まんだらの掛け軸)

その他にも、室町時代の掛け軸(赤童子、鹿まんだら)、森川杜園作といわれる一刀彫の鹿などを無料展示しております。
ご興味がありましたら、ぜひ若草山鹿の当店までお越しください。

ところで、本物の5枚の御間塀は国宝の本殿そばにあるため、通常は、一般の方は見ることができません。ただ、今回のご造替を記念し行われる、お砂持ち行事(御本殿前に敷き詰めているお砂を入れ替えする)に参加されると、新装された本殿・御間塀を近くで見ることができます。

詳しくは、「春日大社 第六十次 式年造替」ホームページの「特別公開/特別企画 お砂持ち行事」をご覧ください。
実施期間は10月6日~23日で、自由参加と旅行会社特別企画(神職等お案内付き)の2種類があります。なかなかない機会です。ぜひこの機会に美しいご本殿と御間塀をご覧ください。

菊一でテレビ撮影が行われました。その3 テレビ朝日「歴史街道スペシャル」

先日、菊一文珠四郎包永本店でテレビの撮影が行われました。
朝日放送6チャンネル「歴史街道スペシャル」で、春日大社の20年に一度の造替を記念し、春日大社の風景や宝物などを、4Kカメラで撮影されました。

10数人のスタッフの方が、お店の一角に照明セット、カメラなど多くの撮影機材を持ち込まれ、撮影準備が始まりました。カメラと照明の位置調整や、当店スタッフと撮影の最終確認などなど・・・・、それぞれ持ち場で大忙しです。

撮影風景1
はくたくうどんの準備とスタッフの打ち合わせ風景

 

当店での撮影内容は、アナウンサーの柴田 博さん、乾 麻梨子さんの、はくたくうどんのリポートでした。お二人とも、時間待ちの時も、撮影のときも、和気あいあいとした雰囲気で笑顔がとっても爽やかな方々でした。

撮影風景
撮影風景のワンシーン

はくたくうどんの撮影が終わって、乾さんが「おいしかった」と話されていました。お口に合ってよかったです。

今回、試食の様子だけでなく、はくたくうどんをとても丁寧にじっくりと撮影されていました。食器の置き方、光のあて方などなど、さすがプロですね。番組がどんなふうに仕上がるのかとても楽しみです。

撮影風景2
はくたくうどんの撮影風景 白い布の向うで撮影されています。影が入ると大変なので、遠くから見せていただきました。

放送は、
朝日放送6チャンネル「歴史街道スペシャル」
~世界遺産・春日大社20年に一度の御造替~
放送日時:平成28年10月8日(16:55~17:25)

今から楽しみです。

奈良の見どころ その17 秋の奈良観光

今年の秋のご予定はお決まりですか?
奈良市観光協会の公式ホームページでは、
「奈良の観光情報誌Vol.18 色とりどりの奈良の秋 ならり秋号」
が掲載されています。

ならり秋号
2016年10月~12月ならり秋号

夏号と同様に、イベント、観光マップ、交通案内、大和路定期観光バスのご紹介などなど、お役立ち情報が盛りだくさんです。
以前、ブログでご紹介した「古都祝奈良」(ことほぐなら)や正倉院展の出展内容が写真付きで紹介されています。

今回は、特にP9の「秘宝・秘仏 特別公開スケジュール」をおすすめします。
秋は、春日大社、東大寺、興福寺をはじめ、般若寺・薬師寺・不退寺などなど、多くのお寺で特別開帳等が行われますが、それらのスケジュールが一覧で見られるようになっています。
せっかく奈良に遊びにいらしたのなら、色々な特別なイベントをみて回りたいですよね。

お寺の場所がわからない方はP13,14をご覧ください。表示サイズが大きい、小さいといった違いはありますが、スケジュールに載っているお寺がちゃんと明記してあります。
どこに目的のお寺があるのかわかりにくいときは、コメント欄でご連絡ください。「不退寺は、13ページの左上側にいるしかまろくんの右手の先です」といった感じでお伝えしますよ。

旅行は、色々プランを立てるのも楽しいものです。ぜひ、「ならり秋号」をご利用ください。

お知らせ 春日鹿まんじゅう「かのこ」  発売日決定!

前々からお知らせしていました春日鹿まんじゅう「かのこ」の発売日が決定しました。
9月16日(金)、菊一グループ各店舗で発売開始です。

発売記念として、16日の午前中(10:30~12:00)は、本店で無料試食会を行います。(お一人様一個です)
一般の方、大歓迎です。もしお時間がありましたら菊一本店(雑司町488)までお越し下さい。

鹿まんじゅうチラシ
鹿まんじゅうチラシ

今回発売する、春日鹿まんじゅう「かのこ」は、ご覧のように、鹿の形をしたおまんじゅうです。そして、よ~く見ていただくと角のある雄鹿と雌鹿が仲良くいるんですよ。あんのお味は、「白鹿」伝説にちなみ「ミルクあん」をご用意しています。

9月16日(金)~19日(月)は発売記念として、2個入り(袋)、6個入り(箱)の鹿まんじゅうをご購入いただくと、先着100名様におまけで鹿まんじゅうを1個お付けします。それに加え、店頭、弊社のオンラインストアで利用できるクーポン券(売上総額から50円引、利用期間9月20日~10月31日)をお渡しします。

散策にとてもいい季節になりました。9月の連休は奈良公園に遊びにいらしてはいかがですか?

奈良の見どころ その16 歴史クイズ現地解説板

9月1日~11月30日までの期間、奈良県が歴史クイズ解説板「歩いて学ぶ奈良の歴史」を奈良県庁西交差点と氷室神社前までの道に10基設置されます。

 

鹿とクイズ板1
歴史クイズ解説板です。鹿さんもチャレンジ中?

場所を詳しくご説明すると・・・
近鉄奈良駅から奈良公園・東大寺の方向に進むと奈良県庁がみえてきますので、そこから正倉院展が行われる奈良国立博物館新館前までの道になります。

地図 県庁~博物館
点線の部分に設置されています。

これは、平成26年から春と秋に実施されている人気企画で、今回は、10月22日から開催される正倉院展にちなみ、聖武天皇と光明皇后に関するクイズが楽しめるようになっています。

解説板は、上下に2種類あって、上に書いてある問題は大人用で、下には子ども用の○×クイズがあり、家族で楽しめるようになっています。

解答と解説は、問題が書いてある部分をめくると出てきますので、答えが出てこなくて困ったときも、その場でスッキリできますよ。

日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語でも表記されているので、多くの方が楽しめます。
全部で10基設置されていますので、家族や仲間で正解数を競っても楽しいですね。

鹿とクイズ2
鹿さんは、次のクイズへ?

詳しい内容は以下のページをご覧ください。
奈良県文化資源活用課 「大宮通りに歴史クイズ現地解説版「歩いて学ぶ奈良の歴史」を設置!」

クイズの設置場所は
奈良県文化資源活用課 【設置場所・看板イメージなど】

奈良の見どころ その15 初秋の二月堂 十七夜盆踊り 

9月に入り、朝晩は過ごしやすくなってきました。
今回は、お水取り「修二会」で有名な二月堂のご紹介です。

お水取り
お水取り  奈良に春を呼ぶ、伝統行事です

今の二月堂は、お水取りの時とは違い、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。

初秋の二月堂
初秋の二月堂 お水取りの写真と同じような場所から本堂を撮影しました。

手前に見えるのが、良弁(ろうべん)杉です。
良弁杉の伝説は 奈良市観光協会公式ホームページ 奈良の民話伝説で!

本堂へ登ってみました。

2月堂 本堂へ
2月堂 本堂へ  階段がちょっとつらいですが・・・・

 

二月堂本堂からの景色
二月堂本堂からの景色

石段を上り舞台に上がると、前方に東大寺の鴟尾(しび)が見えます。気持ちいい風が吹き抜けていました。

お水取りの時は、下から見上げていますが、舞台から見下ろすとこんな感じです。

二月堂本堂からの景色1
2月堂 本堂から見下ろすと・・・

本堂には、ベンチが置いてあり、座って風景を見ることができます。
ご本尊にお参りしたあと、ベンチに座り、ゆっくりとした時間を過ごしました。

ベンチにすわって、見える光景です。

二月堂本堂からの景色
二月堂本堂からの景色

左の法華堂(三月堂)から大仏殿そして奈良の街並み、大きな空に浮かぶ雲を見ながら、な~にも考えない、ぼ~っとする時間をすごしました。こんな時間もいいですよね。

ところで、昼間は、穏やかな二月堂ですが、9月17日の晩は、「十七夜盆踊り」が行われ、おおいに盛り上がります。
この行事は、関西で最後の踊り納めとして、中小型バスをしたてて、近隣から多くの方が集まる盆踊りだそうです。

自由参加できるそうですが、揃いの浴衣を着た上級者が集まるとのこと。今年は初めての参加なので見学する予定です。

見どころの多い二月堂へは、こちらの地図をご利用下さい。

菊一地図
菊一地図

地図からは分かりにくいのですが、近鉄奈良駅付近(地図下)から若草山方向(地図上)へは上り坂になっていますので、奈良公園を散策される場合は、バスで春日大社に向かい、その後徒歩で、若草山麓→二月堂→東大寺→興福寺へと下ってくるのがお勧めです。
また、二月堂は西向きです。まだまだ暑さが残る時期ですので、本堂のベンチに座ってゆっくり過ごしたいという方は、午前中に行かれるのをお勧めします。