奈良の見どころ その27 立春 節分

寒い日がつづいていますが、2月4日は「立春」。春の兆しが少しずつ表れてくる時期といわれます。

昔から、季節の変わり目には邪気が入り込みやすいという言い伝えがあり、立春の前日(2月3日)には魔よけの行事 豆まきが各地で行われます。

節分 豆

奈良公園内では、2月3日に、以下の行事が予定されています。
元興寺    節分柴燈護摩会(さいとうごまえ) 13:00~
※ かけ声は、「福はうち~ 鬼もうち~」

東大寺二月堂 節分(豆まき)  14:00~
※二月堂の舞台の上から福鈴と福寿の豆まきです。

興福寺 追儺会(ついなえ)~鬼追い式~   18:30~

併せて、春の訪れを感じさせてくれる「お田植祭」が11時から手向山八幡宮で、夜には、幻想的な節分万燈籠が18時から春日大社で行われます。

行事の詳しいお話、地図等は、奈良市観光協会公式ホームページ
「行事イベントカレンダー」をご覧ください。

興福寺東金堂
興福寺東金堂

昔 興福寺の追儺会に参加したことがあります。熱気いっぱいの豆まきのあと、お仕事終わりの鬼さんの近くに行き写真を撮らせてもらいました。
鬼面は昔から使われているような、歴史を感じる木面で、とても風格があり、夜見るとちょっと怖い感じでした。でもお話するととっても気さくな鬼さんでした。

今年も奈良公園では、色々な節分行事が催されます。ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?

 

奈良の見どころ その26 大立山まつり

奈良では、江戸時代の頃から「造りものを身代わりとして、厄を落とす」という風習があり、それを「立山」と呼んでいたそうで、その風習をもとに平成28年から新たな冬のイベントとして「奈良大立山まつり」が始まりました。

今年は、1月25日(水)~1月29日(木)の間、平城宮跡で開催されます。

仏門の守護神の四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)をモチーフにした光り輝く7mもの「大立山」が動き出し、一年のはじまりに平安宮跡で無病息災を願います。

2017年大立山まつり
1月25日(水) 「大極殿と大立山」 お祭りが始まる前の様子です。これから出陣といったところでしょうか。

また、見逃せないのが、ご当地グルメが味わえる企画です。
県下39の市区町村が集まって、1月25~26日は、「大立山おもてなし市」、1月27日(金)~は、「第4回あったかもんグランプリ」が行われます。
昨年のあったかもんグランプリは、高取町の「高取ごんだ鍋」でした。今年はどのチームが獲得されるのでしょうか?

2017年大立山まつり
ずら~っと並ぶ出店テント

その他、ご当地キャラクターがたくさん出演する市区町村PRステージも開催され、見どころいっぱいです。

イベントのスケジュールなど詳しくは大立山まつり公式サイトでご確認ください!

また、28日(土)は、奈良若草山の山焼きがありますので、山が焼ける様子、点火と同時に打ち上げられる花火もお楽しみいただけそうです。
混雑が予想されますので、十分お気を付けください。

朱雀門と若草山
平城宮跡の朱雀門から見える若草山

新しい門出の贈り物に・・・・菊一文珠四郎包永の包丁

1月9日(月)、奈良市で成人式が行われました。
大変賑やかで、晴れやかで、新成人の笑顔がたくさん見られました。
おめでとうございます。

成人式会場
成人式会場前
成人式
成人式の一コマ

新しい人生の節目を迎えられた新成人の方々だけでなく、これから進学、就職等、新しい世界に進まれる方が多い季節になります。

一人暮らしを始める方に、就職祝いや進学祝い等として、菊一文珠四郎包永の包丁を贈られてはいかがでしょうか?

菊一文珠四郎包永の包丁
菊一文珠四郎包永の包丁

包丁のプレゼントは、未来を切り開くとされ、大変縁起の良いものです。また、弊社の刃物は大正5年に大正天皇が、大正11年には皇太子殿下(のちの昭和天皇)と英国皇太子がお買い上げになるほど、歴史は古く、高い品質が自慢です。

お買い上げいただいた商品は、100年前の包丁でもメンテナンスさせていただいています。
詳しくは 菊一ブログ :100年前の包丁をご覧ください。

また、包丁にはお名前をお入れいたしますので、贈り物に最適です。

ところで、一口に包丁といっても、色々な種類があります。
初めて一人暮らしをされる方や、ご自分の包丁を持つのが初めての方でしたら、文化包丁(三徳包丁)がおすすめです。

文化包丁
文化包丁

これが1本あれば、野菜、肉、魚など色々な素材に使うことができます。

また、おひとり暮らしで、あまりお料理をしないという方でしたら、果物を切るのにも便利な、小ぶりな包丁のペティナイフ(13cm)はいかがでしょうか?

ぺティナイフ
ぺティナイフ

その他、色々な種類がありますので、詳しくは、菊一ブログ : 包丁の選び方 を、ご覧ください。

菊一文珠四郎包永の包丁は、オンラインストアで、ご購入いただけますが、実際手に取って選びたいという方は、1月19日から21日の間「刃物祭り」を開催しておりますので、この機会にぜひお越しください。詳しくは、菊一ブログ 刃物祭り2017のページへ

刃物祭り2017
刃物祭り2017

「刃物祭り」期間中は、菊一駐車場をご利用いただけます。なお、若草山麓は交通規制があり、一般のお車は制限されていますので、東大寺大仏殿前の交差点からは、地図の赤線を引いた道をお使いください。
くれぐれも、鹿さんの飛び出しにはご注意ください。

菊一文珠四郎包永 駐車場への地図
菊一文珠四郎包永 駐車場への地図

(参考文献)
「奈良の老舗物語 ~伝統と革新のはざまで~」  著者:三島 康雄  発行所: 奈良新聞社

アジアコスモポリタン賞 受賞記念 奈良フォーラム 2017

今回のお知らせは、奈良で行われる授賞式のお話です。

「平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞」の授賞式・記念講演等が、下記の通り行われます。

日時 : 2017年1月15日(日)13:30~
会場 : 奈良春日野国際フォーラム 甍 能楽ホール

この賞は、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)が2012年から行っている国際賞で、2年に一度、東アジア域内で、優れた活動を行った方々に贈られています。

奈良フォーラム2017
奈良フォーラム2017 チラシの一部

今回の受賞者は、以下の方々です。
大賞は、ミャンマー連邦共和国の経済社会改革を推進した、前大統領のテイン・セイン氏。
経済・社会科学賞は、「空間経済学」という新分野を構築、発展に貢献した甲南大学特別客員教授 藤田昌久氏。
文化賞は、オランダ語俳句作家で、日本国外務省より日EU俳句交流大使を委嘱されたヘルマン・ファン・ロンバイ氏。

受賞式の後は、前国連日本代表部特命全権大使 吉川元偉氏の基調講演、および 受賞者の記念講演が予定されており、色々な分野で活躍されている方々のお話を聞くことができます。

この「奈良フォーラム」は、参加費は無料ですが、事前申し込み(先着順)が必要です。
申込方法等の詳細は、奈良県公式ページ「平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞 Asia Cosmopolitan Awards」で!

鹿

 

奈良のみどころ その25 春日大社 若宮十五社巡 御朱印

本年のお正月は、穏やかな日に恵まれ、春日大社をはじめ奈良公園では多くの初もうでの方々で賑わいました。

2017年初詣の様子
2017年初詣の様子

今日は、邪気を祓い、1年の無病息災を祈る、人日(じんじつ)の節句「七草」です。朝食に七草粥を召し上がった方も多いのではないでしょうか?
七草粥は、お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸にとても優しいお食事です。これを食べると、お正月の終わりを実感します。

今回は、お正月に、食べたり飲んだりで、体が重くなってしまった私のようなかたにオススメの「春日大社 若宮十五社めぐり」のご紹介です。寒いですが、清々しいこの時期、神社をめぐりながら体を動かしませんか?

春日大社 若宮十五社とは、初詣で多くの方が参拝する春日大社本殿より南側にある神社のことです。

知恵と生命の神様をお祀りしている若宮神社をはじめ、学問芸能の神様、財宝の神様、老後の守護、ひらめきの神様などなど、人が生涯を送る間に遭遇する様々な難所をお守りくださる神々がいらっしゃいます。
そのため、昔から、多くの方々が神めぐりをした場所と伝えられているところです。

春日大社本殿
1月6日本殿南側から撮影。多くの方が本殿に参拝されています。

「春日大社 若宮十五社めぐり」は、春日大社の夫婦大國社の授与所での受付から始まります。
夫婦大國社に入って、右側のかまどのそばに、15社めぐりの申込用紙が置いてあり、住所氏名等を記入して、初穂料1,000円と一緒に申し込みをしました。
受付後、参拝する神社の位置がかかれた地図とトートバックに入った玉串札15枚をいただいて、スタートです。

地図と玉串札
いただいた地図がかかれたパンフレットと玉串札。札は全部で15枚あります。
15社巡り2
玉串札はこの袋の中に入っています。

地図にかかれた順路に沿って進みます。いつもの初詣では何気なく通り過ぎているところに神社があります。

一童社
第2番 一童社。左側には多くの方が通られる参道があり、石段をのぼり社に向かいます。

いただいた地図で神社の場所と名前、祭られている神様のお名前とご神徳を確認して、玉串札をおさめ祈願します。

兵主神社、南宮神社
第3番 兵主神社、第4番 南宮神社。

第3番兵主神社、第4番南宮神社は、きれいに整えられた砂の上に進むので、少々戸惑いました・・・

平岡神社遥拝所
第13番 平岡神社遥拝所。右側に御札を収める箱が設置されています。

十五か所のお参りが終われば、夫婦大國社の授与所でトートバックをお返しし、おしるしをいただきました。

15社巡り おしるし
15社巡り おしるし

今回は、十五社の御朱印とお守りをいただきました。

多くの方とにぎやかにお参りする初詣も楽しいものですが、「若宮十五社巡」のように、心穏やかに、静かにお参りするのも、とてもいい経験でした。

歴史を感じる巨木の並ぶ参道。たまに聞こえる鹿の鳴き声。とても心安らぐ春日大社のひと時でした。

詳しくは、春日大社若宮15社めぐりのページで!
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/wakamiya.html

春日大社の参道にある「春日荷茶屋」の名物 万葉粥の看板がありました。今月は「七草」でした。散策の後にいいですね。(お正月明けから、また色々と食べてしまいそうです・・・・)

七草粥
七草粥

菊一文珠四郎包永は、春日大社と東大寺の間の若草山のふもとにあります。鹿さんがのんびり過ごす、散策にピッタリな場所です。無料の休憩所もありますので是非、お越しください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

菊一文珠四郎包永 地図
菊一文珠四郎包永 地図