菊一文珠四郎包永 包丁製造の様子

当店では、各種数多くの包丁を店頭で展示・販売しておりますが、その一つ一つを、熟練の職人が手作業で製造しています。

本店の様子
菊一文珠四郎包永 本店

先日、アメリカからの取材がありましたので、その際に、菊一の包丁の製造過程の一部を写真に収めてきました。取材風景もあわせてご覧ください。

粗削りの工程(包丁の形を整える作業)

粗削りの工程1
菊一包永 包丁づくり1
粗削りの工程2

包丁は金槌で叩いて形を整えますが、当社では、包丁の形に応じて金槌を取り換えています。鍛冶屋で今もこだわって金槌を交換しているのは珍しいとのこと

焼き入れの工程・・・・高温に加熱後、急速に冷やすことで強度を増しています。

焼き入れの工程
焼き入れの工程

包丁の「刃」だけでなく、「柄」(ほうの木)も一つ一つ丁寧に製造しています。

包丁づくり4
柄(ほうの木)の製造 写真中央で柄の整形をしています。

撮影スタッフの方も、木くずをかぶりながらの撮影でした

(完成品例 出刃包丁)

菊一文珠四郎包永 出刃包丁
菊一文珠四郎包永 出刃包丁

包丁の製造の様子を撮影後は、本店に移動し撮影再開です。

撮影風景
和やかに撮影は進みました。
撮影の様子2
日本刀の撮影の様子 後ろには御間塀

海外の撮影スタッフは、日本刀「包永」に興味深々のご様子。
刀の撮影は、光が反射し難しいものです。持ち方を色々調節して美しく映るよう整えます。


菊一文珠四郎包永は、時代を超えて今に蘇える刀鍛冶の技と細やかな心遣いを、鮮やかな切れ味に添えて皆様にお届けしています。
熟練の職人が一つ一つ丹精込めて作った包丁は、若草山麓の菊一文珠包永本店で展示・販売しております。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。

遠方の方は、オンラインストアもご用意しておりますので、こちらもどうぞご利用ください。
菊一文珠四郎包永 オンラインストア http://www.kikuichihamono.com/

奈良のお得情報 奈良県公式まち巡りアプリ ならたん

今回はスマートフォンをお持ちの方に、お得な情報をご紹介します。
奈良県では、奈良公園を観光される方、奈良が大好きな方に、「まち巡りアプリ ならたん」を提供しています。(~2月28日まで)

ならたん公式サイト  https://www.naratan.com

ならたんアプリ
ならたんアプリ画面

 

どんなところがお勧めなのかというと・・・・・
【おすすめポイント1 お店の検索・・・店舗情報】
「食べる」「買う」「泊まる」「観る」に分けて、奈良のお店を探すことが出来ます。迷うほどたくさんのお店が掲載されています。

ならたん店舗検索
ならたん店舗検索

 

【おすすめポイント2 割引チケット】
1回500円以上のお買物で、250円お安くしてもらえる割引チケットが2回分(500円分)もらえます。
使い方は簡単。チケットの使えるお店で、アプリの割引チケット(スマホの画面)をお店の方に見せるだけです。
このチケットの使えるお店の調べ方、詳しい操作方法、注意事項等は公式サイトでご確認ください。
https://www.naratan.com/ticket

割引チケット
割引チケット250円分

 

【おすすめポイント3 スタンプラリー】
抽選で素敵な賞品が当たるスタンプラリーが楽しめます。

まず、スマートフォンの位置情報をONにして、地図を見ながら、せんとくんを探します。
せんとくんのそばに来たら、せんとくんをタップし表示される「スタンプ取得」を、もう1回タップするだけです。

とってもお気軽なスタンプラリーです。

ならたんスタンプ取得画面
ならたんスタンプ取得画面
ならたんスタンプ
ならたん 獲得スタンプ表示画面。獲得した場所に合わせ鹿さんのマークが表示されます。

獲得したスタンプに合わせ、下記商品の抽選への応募ができます。
3スタンプ獲得・・・・ クオカード(当選本数100本)
5スタンプ獲得・・・・・お菓子など食品(当選本数50本)
10スタンプ獲得・・・・・カタログギフト(当選本数10本)
20スタンプ獲得・・・・・ペア宿泊券(当選本数1本)
詳しい操作方法、賞品の内容は 公式サイトでご確認ください。https://www.naratan.com/rally

3スタンプから応募できるので気軽に楽しめますね。


菊一グループは奈良県公式まち巡りアプリ ならたんの掲載・協力店です。

割引チケットは、菊一文珠四郎包永 本店、および近鉄奈良駅 漬菜栄吉、JRならみやこ路店でお使いいただけます。

支店
菊一グループの上記店舗で、割引チケットが使えます。

(割引チケット利用例1)春日鹿まんじゅう かのこ 6個入り箱 800円 → 550円

春日鹿まんじゅう かのこ
春日鹿まんじゅう かのこ

(割引チケット利用例2)なら漬け うり半切 700円 → 450円

奈良漬け 瓜半切り
奈良漬け 瓜半切り

たのしくて、お得なアプリです。スマートフォンをお持ちの方で、奈良公園にお越しの際は、どうぞご利用ください。

詳しい内容は
ならたん公式サイトでご確認ください。
https://www.naratan.com/

奈良の見どころ その29 しあわせ回廊 なら瑠璃絵

若草山の山焼きも無事終わり、2月の恒例行事となった「~しあわせ回廊~ なら瑠璃絵」が
2月8日(水)~2月14日(火)の間、行われます。

山焼き後
若草山(左奥の山) の山焼き後 今年は良い感じで焼けました

春日大社の燈籠点燈、興福寺 五重塔のライトアップ、東大寺の大仏殿のライトアップなどなど、奈良の夜が美しく彩られます。

場所によってライトアップの時間が異なります。詳しくは、しあわせ回廊 なら瑠璃絵 公式ホームページへ!

節分万燈籠
夜の春日大社参道(節分万燈籠際に撮影)

また、なら瑠璃絵の期間中、色々なイベントが企画されています。

◆博物館等の夜間開館  20:30まで開館(入館は20:00まで 要入館料)

夜間開館日:春日大社の国宝殿           2月11日(土)~2月12日(日)

東大寺ミュージアム、奈良国立博物館 2月8日(水)~2月14日(火)

◆光の夜神楽

場所 : 春日大社 祓戸神社前(観覧無料)

日時 : 2月8日(水)~2月14日(火) 19:00~20:00

厄を噛みきり、福を招く獅子舞を、奈良県宇陀郡御杖村の桃俣獅子舞保存会(もものまたししまいほぞんかい)の方等が演じられます。

◆瑠璃絵マーケット

場所 : 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~前

日時 : 2月8日(水)~2月14日(火) 17:30~20:30

温かいフードやドリンクのブースなどが並びます。お店の詳細はこちらからどうぞ!

奈良公園バースデー花火・ライブ(観覧無料)

最終日、2月14日(火)は、 奈良公園の137回目のお誕生日。お祝いに19:30から 春日野園地にて、花火が打ち上げられます。

奈良の花火
奈良の花火(山焼きの際撮影) 奈良の冬空は花火で彩られます。

主なイベントをご紹介しましたが、足湯のイベントなどなど、まだまだいろいろな企画があります。ぜひ、しあわせ回廊 なら瑠璃絵 公式ホームページで楽しいイベントを見つけて、ぜひ奈良へお越しください。

※ 天候によって中止の場合もあります。なら瑠璃絵 公式ホームページの「本日の開催状況」をご確認ください。
※ なら瑠璃絵はとても広い会場で行われます。ぜひ歩きやすい装いでお越しください。

奈良の見どころ その28 山焼き

平成29年1月28日(土)、奈良の恒例行事、若草山の山焼きが行われました。毎年、山が焼ける様子や花火の様子を、遠くから写真に撮っていましたが、今回は、行事の様子を間近で撮ってみました。

 

お昼過ぎ(13:00~) 

奈良公園の飛火野で、春日大社の「大とんど」が始まりました。

大とんど
この火が御神火として、山焼きで使われます

そのころ若草山ではいろいろなイベントが行われていました。

山焼き 鹿せんべいと飛ばしコンテスト
山焼き 鹿せんべいと飛ばしコンテスト(12:30~15:00)

写真は、鹿せんべい飛ばし大会の様子です。大会出場者が長~い列を作っていました。
写真右側が鹿せんべいを投げる場所になります。そこから左側の山のふもとに向かって投げます。
鹿せんべいを飛ばす単純なコンテストですが、計測は手早くしないといけません。早く測らないと、鹿さんに食べられちゃいます!!

2017 鹿せんべい飛ばしコンテスト
飛ばした鹿せんべいの測定中  もう、鹿せんべいを取り合って食べてます。・・・・

14:00~

若草山会場の一部では、和太鼓ワークショップが行われていました。
国内外の方が参加して、太鼓の練習です。ドンドンドンと勇壮な音が響いていました。

和太鼓ワークショップ
和太鼓ワークショップ

若草山本部前は、すでに、消防関係の方が集まり、なんだか緊迫した雰囲気が・・・。そのそばで鹿さんは、いつも通り、餌の取り合いしていました。

2017年山焼きの様子
しかさん、もうすぐ山燃えちゃうよ

16:45~

飛火野の「大とんど」の会場では、 御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)がはじまりました。

まずは、奈良奉行所、興福寺、東大寺、金峯山寺の方々の入場です。

御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子

御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子

祝詞、巫女の神楽等のあと、御神火をいただきました。

御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火をいただいている様子 写真中央に「御神火」が見えます
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
火を移し替えます
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火の一部は、提灯の火にも使われます。

御神火をいただいた後は、水谷神社をとおり、若草山の野上神社まで、法螺貝を吹きながら進みます。

いつもはおっとりした鹿さんも法螺貝の音に何かを感じるようです。
法螺貝の音を聞くと、すくっと立ち上がり、周囲を警戒していました。

山焼き 鹿さん
法螺貝(ほらがい)の音にびっくりしている鹿さん

この後、慌てて山の奥へ走り去っていきました。

17:00~
若草山では、地元の消防団の方が集合し、出発式のあと、若草山に登ります。

山焼き
山焼き前に・・・・

山焼き前の安全確認のための出動です。
消防団(300名ほど)の方々は奉仕としての出動で、山焼きの行事がつつがなく終えられるのも、消防団の方のおかげですね。

消防団の方々が若草山に登られた後、
御神火を持った一行が若草山に到着されました。

2017年山焼き聖火行列の到着
聖火行列の到着

御神火が野上神社のかがり火に点火され、山焼き行事の無事を祈願する祭礼が行われます。

山焼き
野上神社での祭礼の様子

その後、山麓中央の大かがり火に点火されます。

18:15~

山焼きの始まりを知らせる花火が上がりました。

2017年山焼き 花火
花火  菊一文珠四郎包永 本店から

若草山麓で見る花火は、夜空一面が明るく光り、打ち上げの音が響いていました。花火が終われば、山焼きのスタートです。

2017年 山焼き 菊一文珠四郎包永 本店からの山焼き様子
山焼き 菊一文珠四郎包永本店前

今年は晴天での山焼きで、草が乾燥していたのか、パチパチと威勢よく草が燃える音が聞こえました。
見ている方々からは「今年はよ~もえとるな~」との声があちこちで聴かれました。昨年は雨でしたからね。

2017年山焼き
奈良国際フォーラム甍 前から見た山焼き

奈良国際フォーラム甍 の前の池に、池に山焼きの様子が映ってきれいでした。

今年も色々な方の尽力で無事に山焼きが終わりました。
山焼きは、写真を撮っても楽しめ、歴史に触れられるいい機会です。

次回の若草山の山焼きの際は、奈良にお越しになってはいかがでしょうか?

2017年 刃物祭り 多数のご参加ありがとうございました

菊一文珠四郎包永(きくいちもんじゅしろうかねなが)本店では、平成29年1月19日(木)~21日(土)の3日間、刃物祭りを行いました。

◆ 「研ぎ」の講習(無料・所要時間 15分前後)では、砥石の扱い方、砥石と刃の当て方のコツなどをご説明後、「研ぎ」を体験していただきました。

2017年刃物祭り 研ぎのご説明
「研ぎ」の講習の一コマ これからご説明を始めますね・・・
刃物祭り 研ぎのご説明
包丁の刃をこのように砥石にあてて・・・

ご自分で包丁を手入れしている、研いでいるという方が講習に参加されていました。今まで、「なんだか上手く行かない」と感じていらっしゃったようで、講習会でスタッフと色々とお話され、うなずかれていました。
このような場合は、ぜひお使いになっている包丁をお持ち下さい。
研ぎ跡から、刃物担当スタッフが、研ぎ癖を見極められますので、「こんなところに気を付けて研いだ方がいいですよ」など、ご提案・ご説明しやすいようです。

また、包丁を研ぐのが初めてとおっしゃる方もいらっしゃいました。初めての方には、基本をご説明したあと、研ぎやすい形や素材の包丁を使って、研ぎの練習をしていただきました。
刃物スタッフのご説明を参考に、ぜひご自宅で「研ぎ」をお試しください。

2017年 刃物祭り
研ぎ講習の一コマ。 みなさん真剣に聞いていただきました。

 

◆ リンゴの皮むきコンテスト(参加無料・所要時間 平均5分ほど)のご参加もありがとうございました。途中で切れる人、驚くほど長~く皮をむく方など、私たちスタッフも楽しませていただきました。

今回の基準となる皮の長さは、写真の通りでした。これよりも長くりんごの皮をむいた方には景品を差し上げました。

りんご皮むきコンテスト
リンゴの皮むきコンテスト 基準の長さです

このコンテストで好成績をあげるコツは
・大きめのリンゴを選ぶ。
やはり面積が大きい方が有利です。じっくりリンゴを選んでください。

リンゴの皮むきコンテスト
リンゴを選ぶのも大切なことです!!

・リンゴの皮の幅は、程よく細目に切る
皮の幅が広いと全長が短くなります。逆に皮の幅を細くすると、途中で皮が切れやすくなり、成績が伸びません。切れない程度に細く切るのがポイントになります。

リンゴの皮むきコンテスト
リンゴの皮が太すぎず、細すぎず・・・・

写真は、今回のコンテストで最優秀に輝いた方の様子です。絶妙な皮の太さですね。

リンゴ皮むきコンテストは単純なルールですが、無心で包丁を動かされたり、皮が途中で切れると悔しがられたりと、皆様に楽しんでいただきました。


菊一文珠四郎包永本店では、来年も刃物祭りを予定しております。「包丁」や「研ぎ」というと固い感じですが、ゆる~く、わいわいがやがやとやっております。ぜひお気軽にお立ちよりください。

※ 次回の刃物祭りの開催日程は、まだはっきり決まっておりません。開催の1か月前にはホームページ・ブログ等に掲載いたします。お楽しみに!!