興福寺 国宝館がリニューアルオープンしました

2018年1月1日興福寺国宝館が1年間の耐震補強工事を終えて、リニューアルオープンしました。

現在日本の国宝仏として指定されているのは、7世紀の飛鳥時代から13世紀の鎌倉時代までの128件が国宝指定されています。

その内の74件が奈良県所蔵の仏像の数です。さらにその内の17件は興福寺所蔵で日本一の数であります。

興福寺で最も有名な仏像といえば、阿修羅立像ですが、阿修羅像は八部衆の一体で現存する国内最古の阿修羅像です。興福寺宝物殿の解説では、阿修羅はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と表記されています。

今、若い女性の間で仏像ブームが起きていますね!その火付け役になったのは、この阿修羅立像です。

古代インド神話の阿修羅王は、帝釈天を向こうにまわして、荒々しい合戦を繰り返す悪神で、容貌醜怪な外道とされています。興福寺の阿修羅像はこの神が釈迦の教化によって仏法の守護神となった姿で、天界を暴れまわる鬼神のイメージはありません。

優しい少年のような眼差しと愁いをふくんだ表情は、観る者の心を引きつけて止みません。

国宝館では、大半の仏像をガラスケース無しで観ることが出来るので、他の博物館で観るのとは迫力が違います!他で見た事がある方も、もう一度観る価値があると思います。

興福寺は五重塔以外に御朱印人気の南円堂、ひっそりとしていて素敵な三重塔、北円堂などもぜひとも訪れてください。

東金堂と五重塔

五重塔

南円堂

北円堂

荒池から興福寺を観む
春日大社一の鳥居前からもすぐ近くです。

興福寺公式ホームページ  

参考Wikipediaより

 

 

 

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平成30年元旦