黒塚古墳ってすごい


黒塚古墳って知ってますか?奈良県天理市の柳本古墳群の中の前方後円墳のひとつです。

大きさは全長13m高さ11m 築造時期は3世紀末〜4世紀前半で国の史跡に指定されています。あの奈良を舞台にしたドラマに出てきた古墳でも有名ではないでしょうか。黒塚古墳からは33面の三角縁神獣鏡と1面の画文帯神獣鏡が出土されています。

三角縁神獣鏡について少し調べてみました。三角縁神獣鏡は日本各地で400面近くが発見されています。魏の国より送られたものとされていますが、何故か中国大陸では1面も発見されていません。鏡には魏の年号名をもつものもあり魏より卑弥呼に送られた100面もこれにあたるとされています。しかしそれも定かではありません。鏡のことを調べてみると沢山の所説があり古代へのロマンが広がりますよ。

黒塚古墳には併設の黒塚古墳展示館があります。

ここには実際に出土した三角縁神獣鏡や画文帯神獣鏡、リアルに再現された竪穴式石室の展示がみられます。

そして私が一番驚いたのは古墳の上に上れる事なのです!古墳って下から眺めるものだと思っていましたが、ここでは上に上って前方後円墳をみることができるので、形を自分の眼で確かめられます、これちょっと感動しますよ!

古代史好きな方、黒塚古墳お勧めです。

Wikipedia、黒塚古墳資料参照

天理市ホームページ・黒塚古墳展示館