東日本大震災 福島県産あさか舞応援フェア

奈良市と福島県郡山市は昭和46年より姉妹都市を結んでいます。

そのご縁は万葉集にあります。奈良朝廷の頃みちのくの按察使として安積の国に遣わされた葛城王に端を発する春姫と次郎の悲恋物語(采女伝説)や続日本紀にも安積郡の名前が出て来る事などから、大和と安積(郡山)には交流があったことは解ります。

9月24日福島県郡山市の品川萬里市長、JA福島さくらの結城政美組合長一行さまは奈良市の采女神社で行われている采女祭りに参加する為に奈良市を訪問されました。

奈良市の仲川げん市長、郡山市品川萬里市長御一行は当社社長柳澤他と共に東日本大震災復興を祈願する為春日大社に正式参拝致しました。

春日大社は東日本大震災の後、毎日の朝拝の折に復興をお祈りして祝詞をあげておられます。その回数は今までで22万回を超え祈願のお札は23本になっているそうです。

当社社長柳澤は大震災以降福島県を支援すべくさまざまな交流を行なってきました。今回は原発事故による農産物の風評被害を払拭するお手伝いをと、福島県産(あさか舞)を使った春日はくたく饂飩を地元の食文化団体と協力して開発販売をする事になりました。

この日、春日大社参拝後菊一本店にてあさか舞を使った春日はくたく饂飩やあさか舞の釜飯を御一行様に振る舞うべく試食会をもようしました。

はくたく饂飩とはうどんの元になった食べ物で、かつての日本では神前に供えられていました。はくたく饂飩の事は以前に詳しく説明していますのでこちらをお読み下さい。

うどんのルーツ 餺飥(はくたく)うどん

菊一では今後も姉妹都市として力になれる事があれば支援を続けて行きたいと思っております。