奈良公園バスターミナルが竣工しました

2016年より奈良県庁の東隣に建設していた 『奈良公園バスターミナル』が 4月13日(土)にいよいよオープンされます。

このバスターミナルは、奈良公園の入口(ゲート)の役割をし奈良公園内や東大寺、春日大社、若草山近辺の渋滞を緩和し自然環境を保護する事を目的に建築されていました。

県外からの観光バスのお客さまはこちらのバスターミナルで下車していただき、ここから歩いて奈良公園、東大寺、春日大社へと向かっていただきます。さらにここからぐるっとバスに乗り換えることもでき、奈良市内の目的地へと向かうことも出来ます。そしてお帰りもここからバスに乗ってお帰りいただけます。ターミナル内には待ち時間にお買い物をしていただけるように奈良の土産物店や歩き疲れた方がゆっくりとご休憩いただけるようなカフェもあります。お昼にはお食事もいただけます。

このバスターミナルは、ただバスを乗降するだけの場所ではありません。イベント等に使用出来る300席のレクチャールームがあり、映像などを上映したり、いろいろなイベントに使用できます。

ホール使用時には暗幕が閉まっていますが、前横の暗幕が開くと奈良公園が眼前に現れその変化に驚くことでしょう。

またタブレットを使って観光、飲食、土産、体験スポット等を選んで自分だけのお散歩マップを作成出来るコーナーや奈良の魅力や歴史文化を紹介するコーナーなど盛りだくさんです。

最もオススメすべきは屋上からの眺望です。これほど近くの距離で若草山が正面より臨める場所は他にはなく、若草山焼きや花火が絶好の位置で観られることと思います。又高円山の『大文字送り火』も良く見える位置になっています。

夕焼けや奈良公園が高い位置から臨め、バスターミナルを利用されない方も是非この景色だけは見ていただきたいと思います。

新しい奈良の観光スポットにもなる『奈良公園バスターミナル』楽しみにお待ち下さい。

 

音楽の街奈良

奈良ってどんな街ですか?と聞かれると寺社仏閣、大仏さん、鹿と答える方が殆どですね、でもここ数年の奈良は音楽の街なのです。

定番となってきたのは、5月から6月にかけて奈良県のあちこちで開催されるムジークフェストならです。プロのミュージシャンやアマチュアで活動されているミュージシャンの方々が奈良公園や駅周辺、各地の会館などで音楽を奏でられます。そしてもう一つ定番となってきたのは、9月に春日大社さんが主体となって開催される春日野音楽祭です。

春日大社内や飛火野、春日野園地などでプロ、アマいろいろな音楽ジャンルのミュージシャンの方々が出演されます。昨年は春日大社 御創建1250年祭があり、この折りには世界的バイオリニスト『古澤巌さん』と奈良をこよなく愛して下さっている『さだまさしさん』による音楽奉納がありました。

そして東大寺さんでは東大寺音舞台というスケールの大きな音楽イベントがありました。東大寺の境内にステージを作りダンスあり歌あり、楽器演奏あり、マジックありと素晴らしい舞台が拝見できました。

また、奈良が誇る大スターKinKi Kidsの堂本剛さん率いるメンバーによる東大寺奉納ライブ 『堂本剛さん』の故郷奈良に対しての想い、都会で傷ついた心、それらを癒されようとするような演奏や歌に感動し、奈良に住む素晴らしさを感じられたひと時でした。

さらに昨年は興福寺 中金堂落慶法要があり、3日間にわたりバイオリニスト『古澤巌さん』、『川井郁子さん』の奉納演奏もありました。落慶された中金堂の前でバイオリンの美しい音色がこだまし、幻想的な野外演奏会でした。

その他、なら燈花会でも各会場でライブがあり燈花会の灯に音楽が彩りを添えてくれます。

今挙げた大きなイベントだけでも結構ありますよね?これに小さな音楽イベントも挙げるとまだまだ沢山あります。というわけでどうですか?音楽の街を掲げても良いのではないでしょうか。

さて、2019年今年はどんな音楽イベントが奈良で開催されるのか?とても楽しみです。ブログやSNSで随時紹介して行きたいと思いますのでどうぞご覧ください。