9月に入り、朝晩は過ごしやすくなってきました。
今回は、お水取り「修二会」で有名な二月堂のご紹介です。
お水取り 奈良に春を呼ぶ、伝統行事です
今の二月堂は、お水取りの時とは違い、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。
初秋の二月堂 お水取りの写真と同じような場所から本堂を撮影しました。
手前に見えるのが、良弁(ろうべん)杉です。
良弁杉の伝説は 奈良市観光協会公式ホームページ 奈良の民話伝説で!
本堂へ登ってみました。
2月堂 本堂へ 階段がちょっとつらいですが・・・・
二月堂本堂からの景色
石段を上り舞台に上がると、前方に東大寺の鴟尾(しび)が見えます。気持ちいい風が吹き抜けていました。
お水取りの時は、下から見上げていますが、舞台から見下ろすとこんな感じです。
2月堂 本堂から見下ろすと・・・
本堂には、ベンチが置いてあり、座って風景を見ることができます。
ご本尊にお参りしたあと、ベンチに座り、ゆっくりとした時間を過ごしました。
ベンチにすわって、見える光景です。
二月堂本堂からの景色
左の法華堂(三月堂)から大仏殿そして奈良の街並み、大きな空に浮かぶ雲を見ながら、な~にも考えない、ぼ~っとする時間をすごしました。こんな時間もいいですよね。
ところで、昼間は、穏やかな二月堂ですが、9月17日の晩は、「十七夜盆踊り」が行われ、おおいに盛り上がります。
この行事は、関西で最後の踊り納めとして、中小型バスをしたてて、近隣から多くの方が集まる盆踊りだそうです。
自由参加できるそうですが、揃いの浴衣を着た上級者が集まるとのこと。今年は初めての参加なので見学する予定です。
見どころの多い二月堂へは、こちらの地図をご利用下さい。
菊一地図
地図からは分かりにくいのですが、近鉄奈良駅付近(地図下)から若草山方向(地図上)へは上り坂になっていますので、奈良公園を散策される場合は、バスで春日大社に向かい、その後徒歩で、若草山麓→二月堂→東大寺→興福寺へと下ってくるのがお勧めです。
また、二月堂は西向きです。まだまだ暑さが残る時期ですので、本堂のベンチに座ってゆっくり過ごしたいという方は、午前中に行かれるのをお勧めします。