菊一ブログでは、前回の「なら燈花会」など、暑い夏のイベントのご紹介が続きましたが、今回は秋のイベントのお知らせです。
今年の「正倉院展」の会期が8月5日に発表されました。

期 間:平成28年10月22日(土)~11月7日(月) 全17日
開館時間: 午前9時~午後6時 金曜日、土曜日、日曜日、祝日は午後7時まで
出陳宝物は64件で、初出陳が9件、正倉院展では18年ぶりに「漆胡瓶(しっこへい)」が出陳されるなど、今年も見どころがいっぱいです。
観覧料金、出品内容など詳しくは「奈良国立博物館」のホームページをご覧ください。
ところで、奈良国立博物館(アンケート集計結果)のページには、昨年の正倉院展来場者(約22万人)のアンケート結果が掲載されていました。
「第1回からの正倉院展来館回数」をみると、初めて来館されたかたは意外と少なく30%未満で、残り70%ほどの方が2回目以降の方々でした。驚いたことに20回以上も来館している方が12%ほどいらっしゃいました。人数に直すと約2.6万人です。「正倉院展」は本当に魅力のある展覧会ですね。
主な感想で、「もう少しゆっくり見たい」等の意見が見受けられました。昨年17日間の会期で来場者が約22万人でしたから、単純計算で1日1.3万人ほどとなります。確かに数字をみるだけでもすごい混雑が想像できますね。
前回、私が「正倉院展」に行った際は、少しでも混雑を避けようと、閉館の1時間30分前以降に使用できる「オータムレイトチケット(当日券)」を使ってみました。このときは、比較的スムーズに宝物を見ることができたので、今年もこの手で行こうと思っていましたが、最近オータムレイトチケットをお勧めするサイトをよくみかけます。逆に混むかもしれないですよね。悩むところです。
どちらにしても「正倉院展」は並ぶのを覚悟で行かないといけませんね。