先日、朝のウォーキングで、興福寺に行ってきました。
お昼間は、春日大社の奉祝行事や紅葉狩りなどにいらした観光客の方々で、大変賑わう境内ですが、日の出前は、穏かな静寂に包まれていました。
静かな境内で、僧侶3名が朝のお勤めをされていました。
日常の端々に見受けられる景色からも、奈良が今も歴史と伝統が息づく町だと感じさせられます。
伝統を守る取り組みは、いろいろなところで行われています。
以前ご紹介した、興福寺で演武奉納された「宝蔵院流槍術」では、槍を作るための樫の木が不足しているため、山林を購入し、植樹・育樹する計画を立てられています。50年以上にわたる壮大なプロジェクトです。
ぜひ、「宝蔵院流槍術」の取り組みにご賛同いただけたらと思います。
詳しくは 宝蔵院流槍術 槍柄用材の樫植樹募金 ページをご覧ください。
弊社も奈良の歴史、伝統を、微力ながらも守っていきたいと思っております。
このブログを作成している間に、興福寺をはじめ奈良の色々な寺社仏閣で仏像等に液体をかけるという残念な事件が起こりました。警察の調査結果が待たれます。