【今の奈良 NO.1 伝統を守る 早朝の興福寺と宝蔵院流槍術の取り組み】

先日、朝のウォーキングで、興福寺に行ってきました。

お昼間は、春日大社の奉祝行事や紅葉狩りなどにいらした観光客の方々で、大変賑わう境内ですが、日の出前は、穏かな静寂に包まれていました。

2016年11月朝の興福寺
2016年11月朝の興福寺

静かな境内で、僧侶3名が朝のお勤めをされていました。

2016年11月興福寺 朝のお勤め
興福寺南円堂 読経をされる僧侶 堂内中央にいらっしゃいます。

 

朝の興福寺 五重塔
朝の興福寺 朝のお勤めが終わられたようです。
2016年11月鹿さんの出勤
鹿さんは今から出勤のようです。 興福寺から猿沢の池へ

日常の端々に見受けられる景色からも、奈良が今も歴史と伝統が息づく町だと感じさせられます。

伝統を守る取り組みは、いろいろなところで行われています。
以前ご紹介した、興福寺で演武奉納された「宝蔵院流槍術」では、槍を作るための樫の木が不足しているため、山林を購入し、植樹・育樹する計画を立てられています。50年以上にわたる壮大なプロジェクトです。

宝蔵院流 石碑
国立博物館前にある宝蔵院流発祥の石碑

ぜひ、「宝蔵院流槍術」の取り組みにご賛同いただけたらと思います。
詳しくは 宝蔵院流槍術 槍柄用材の樫植樹募金 ページをご覧ください。

2016年11月 紅葉と鹿
2016年11月 水谷茶屋付近 紅葉と鹿さん 鹿さんとも色々と工夫をして、共存してきました

弊社も奈良の歴史、伝統を、微力ながらも守っていきたいと思っております。

このブログを作成している間に、興福寺をはじめ奈良の色々な寺社仏閣で仏像等に液体をかけるという残念な事件が起こりました。警察の調査結果が待たれます。