SDGsの取組み

菊一文珠四郎包永は歴史ある老舗企業としてこれからも代々続いていけるように、私たちの地球を守るため、できることから少しずつ取り組んでまいります。

つくる責任つかう責任
12 包丁の砥ぎ場設置及び研ぎ体験の実施

使い捨てではなく、1つの包丁をメンテナンスして長く使用して頂きたいとの思いから本店内に砥ぎ場を設置致しました。またご家庭でも研いで頂けるように月に1回研ぎ体験を行っています。

*世代を超えて大切に使って頂いた100年前の刃物を持参頂きました。まだまだ使用可能です。

13&14 団体メニューのお弁当容器の変更

エコパックサトウキビなどからできた植物由来と既存の石油由来のハイブリッド、バイオマスプラスチック容器を使用。CO2の排出を減らし石油資源を節約します。

14 エコバッグの推進

紙を含めた資源の有効活用のため、全店舗にてお客様にできる限りエコバッグを持参して頂くことを呼びかけています。エコバッグ推進のため、2020年より袋を有料化させて頂いております。

14 鹿紙への協賛

動物も海も守っていきたいとの思いでプラスチックの減少だけでなく、奈良の鹿を保護する目的で製造された、再生パルプに米ぬかを配合した鹿紙のクラウドファンディングに協賛しています。

CSRの取組み

「株式会社 菊一文珠四郎包永」は750年以上続く老舗企業として、日本の伝統と文化を世界に伝える使命を担っていると考えています。また、日本とアメリカに繋がりのある企業として、東日本大震災とアメリカNYの同時多発テロの被害者をつなげる支援活動を行っています。

「株式会社 菊一文珠四郎包永」としての社会的責任を果たすため、今後もこの2つの取り組みを続けて参ります。

取組1

日本の伝統産業を支え伝えること

日本の食文化を海外で広め、理解してもらうことで、日本の伝統的な食文化を支える取り組みを行っています。

2010年アメリカで、JCAN(Japanese Culinary Art Network)を設立。米国市場の最前線で日本のキッチンウェアーだけでなく、食材、伝統工芸品、酒などのイベントを通して日本の食文化を発信し、その背景にある製品の高品質性や技術、職人気質、伝統と斬新さなどの理解を深めてもらうことで、日本製品に真の価値を見いだすことを目標としています。

JCANメンバーはそれぞれの地域でトップのキッチンストアとしての地位を保持し、食関連の情報発信源として認められています。

①2012年8月 刃物職人3名を堺からアメリカに招聘。

刃物製造工程を披露するため包丁の研ぎ師、名入れ師、鍛冶師の刃物職人3名を堺からアメリカに招聘する。アメリカでは初の試みとして、包丁作りの行程で最も興味深い鍛冶師による火入れの作業を再現し、合わせて包丁への名入れ、研ぎの実演を行う。アメリカ4州で行われ、日本の打刃物の伝統文化がアメリカで初めて披露される事になった。

②2013年8月 北米の食文化の有識者を日本へ招致

日本の食文化を実体験する為、食文化の有識者を日本へ招致。参加者に大阪 堺で打刃物の鍛冶の工程体験、刃付け体験、大醤での醤油の製造工程の見学、タマノイ酢キッチンスタジオでの包丁と調理のワークショップを体験してもらい、日本食の素晴らしさを伝える。

③2014年9月 包丁の研ぎ師、名入れ師、鍛冶師の3名を日本からアメリカに招聘

日本の伝統的な包丁作りの行程をアメリカ国内6ヶ所で実演し、NYにある日本国連大使公邸と在サンフランシスコ日本国領事公邸では日本の打刃物の紹介を行う。日本国連大使公邸で日本を代表する誇り高い巧みの技である包丁鍛冶を紹介させて頂いた事は、今後の活動においてもとても貴重な機会であった。
また、アメリカ最大級の料理学校であるCulinary Institute of America Hyde Parkキャンパス内でも鍛冶デモンストレーションを行い、将来世界で活躍するシェフに日本の伝統文化を伝える。
日本の包丁の伝統的な製造方法である1000度の鉄の火の粉が飛び散る鍛冶は、刀鍛冶の伝統を引き継いだ鎌倉時代以来の伝統産業である。その素晴らしい日本の伝統技術を海外の業界関係者へ伝え、理解を深める事で、日本国内でもMade in Japanの高度な巧みの技とその誇りに関心が湧き、将来に向かって日本の包丁の伝統技術が受け継がれていくことに貢献する。

④2015年11月 アメリカで奈良の伝統工芸を紹介

奈良県の観光プロモーションとして在NYの国連大使公邸において、世界各国の大使、他VIP達に奈良の素晴らしい伝統産業である打刃物、吉野杉の箸、高山の茶筅をデモンストレーション共に紹介する。

⑤2016年2月 奈良県食材のアメリカ市場調査に協力

奈良県の海外進出促進支援補助金事業として、アメリカ サンフランシスコ及びその周辺地域にて、奈良県特産の食産品である春日はくたくうどん、古代ひしお、奈良漬の市場調査を行う。参加者は、有力な食品販売の代表者や、アメリカ最大のCIA料理学校の校長など6名。
日本国内でも奈良の食材の製造現場やその歴史背景などを視察する。

⑥2018年10月 奈良キャンベラ姉妹都市提携25周年記念イベントに参加

オーストラリア キャンベラにある在オーストラリア日本国大使公邸にて、奈良県の伝統産業である打刃物の銘切りを実演し、伝統的な製造方法を紹介。オーストラリアでの日本の伝統産業への理解を深める。

取組2

東日本大震災の復興支援活動

2011年3月11日に起こった未曾有の大災害である東日本大震災の支援活動は、2021年に10年を迎える復興支援活動です。2011年米国NYで医師で社長の夫である柳澤ロバート貴裕医師と共に東北の被災地を訪れたことから始まりました。被災地での医療活動を行う中で、本当に現地の人々のためになる必要な支援は何かを考え、「心のケア」を復興支援としました。

2001年のアメリカ NYの同時多発テロの被災者と協力し、「心のケア」の支援として自らの被災体験を語る交流に関わり、東北を訪問する事業を行っています。 また、東北と奈良をつなげる活動として、風評被害で大変な困難を強いられていた東北の食材と奈良の食材を合わせたうどんを企画販売、団体メニューで福島県産のお米を使用するなどの復興支援活動を行いました。

トリビュート事業

①第1回目 2012年10月 11日間

NYの同時多発テロの被災者グループ、911家族会のメンバーと共に東北を訪問し、仮設住宅で被災者と交流会を開催。福島県 郡山では、NY同時多発テロで被災した世界貿易センターの瓦礫を折って製作した鉄の折り鶴の贈呈式が行われた。
同年、アメリカ国内での支援活動として、福島の食材や日本酒をふるまう復興チャリティ事業を開催。事業の収益の全てを福島への支援金とした。

②第2回目 2013年8月 10日間

911家族会のメンバーと共に東北を訪問し、仮設住宅の被災者と交流会を開催。2012年に寄贈した鉄の折り鶴を視察する。子供達に少しでも楽しい時間を過ごしてもらうため、「夏のクリスマス」イベントを開催。宮城県 仙台の七夕祭りにも参加し、1日も早い被災地の復興を願った。また、福島県 郡山では采女祭りのパレードにも参加する。

③第3回目 2014年7月 10日間

911家族会のメンバーと共に福島県立医大のIAEAのシンポジウムに合わせて東北を訪問。宮城県 石巻市では小学校を訪問。また、雄勝町のローズガーデンを訪れ被災の中でも美しい草花で街を元気にしようとされている方々と交流した。福島県 郡山市では、聾学校を訪問し、言葉の壁を超えた交流が行われた。

④第4回目 2015年7月 9日間

911家族会のメンバーと共に東北を訪問。この頃から毎年の交流会を楽しみにしている被災者の方が増え、東北各地の集会所や仮設住宅、学校などを訪れ、交流を深める。

⑤第5回目 2016年7月 9日間

911家族会のメンバーと共に横浜で開催された国際精神科学会への参加と合わせて東北を訪問。学会では911家族会と東日本大震災の被災者との交流事業の取り組みの発表が行われた。

⑥第6回目 2017年7月 7日間

911家族会のメンバーと共に東北を訪問。福島県 相馬市では復興住宅を訪問し、住民と対話交流会を行う。また、復興の様子を紹介した福島県環境創造センター(コミュタン福島)を見学。

⑦第7回目 2018年7月 7日間

911家族会のメンバーと共に東北を訪問。宮城県 雄勝ローズガーデンへ希望の絆、「復興の折鶴」の贈呈、富岡町立富岡一中にて絵本贈呈式を行う。また、福島第一原子力発電所を視察する。

⑧第8回目 2019年7月 7日間

911家族会のメンバーと共に東北を訪問。宮城県 石巻市では、川開き祭りで東日本大震災供養際 流燈を行い被災地の復興を祈った。

東北と奈良を繋いだ取り組み

2018年9月

東日本大震災 復興支援活動の一環として福島県産「あさか米」応援フェアを菊一文珠四郎包永 本店で行う。郡山市長と奈良市長の両市長が集い、春日大社への正式参拝と共に「あさか舞」を原材料に使用した奈良のはくたくうどんの試食販売及び、福島県産の農産物を販売する。

2018年~2019年

菊一団体メニューで「あさか舞」を使用したはくたくうどんをメインとしたメニューを開発販売する。また、白飯を福島県産「あさか米」に変更したメニューも提供。