菊一文珠四郎包永の包丁は、鎌倉時代中期から明治に至るまで皇室慶事の献上刀を造り続けてきた御番鍛冶の『心と技』を受け継いだ伝統ある打刃物です。

菊一文珠四郎包永の屋号は、寛永年間(1624~38)に、皇室より賜った『菊の紋』を刀の刻印として使用したことが起源とされています。その伝統は今も受け継がれており、菊一の打刃物には『菊の紋』が刻まれています。

歴史が厳選吟味した和鋼(はがね)と研(とぎ)。料理の味が冴える秘伝・名刀の切れ味は、一丁一丁確かめながら鍛える手造りの技から生まれます。時代を超えて今に蘇える名匠の技と細やかな心遣いを、鮮やかな切れ味に添えて皆様のお手元にお届けいたします。