菊一文珠四郎包永 伝聞 No2 大和五派 手搔 包永

弊社は鎌倉時代の 手掻派刀工「包永(かねなが)」を祖にもち、その技を現在まで受け継ぐ打刃物を製造・販売しています。

前回、菊一文珠四郎包永 伝聞 NO1では、「包永(かねなが)」が残した刀をご紹介しました。今回はそんな手搔派 文珠四郎包永 の名前にかかわるお話です。


まずは、「手搔派」について

大和の国(奈良)には、大和五派(やまとごは)といわれる刀工集団がおりました。
千手院(せんじゅいん)、尻懸(しっかけ)、当麻(たいま)、保昌(ほうしょう)、手掻(てがい)です。

包永は「手搔派」ですが、この名称は、初代包永(平三郎)が、鎌倉時代後期、東大寺の転害門(てがいもん)付近に住んでいたことが由来になっています。

転害門
国宝 転害門 平家の兵火、三好・松永の戦いの2回の戦火にも焼け残った、奈良時代の貴重な建物です

転害門(てがいもん)は、東大寺の西側にあり、「碾磑門」「手掻門」「手貝門」と色々な漢字が使われており、包永一門はここから手掻派と呼ばれるようになったようです。

ちなみに、「手搔」の由来は・・・
高僧 行基が、大仏開眼供養会(752年)のため、インドからいらした僧侶たちを転害門で出迎えた時に、手を掻くように動かして招き入れたことからつけられたといわれています。到着を心待ちにされていたんですね。

包永一族は長きにわたりこの地に住んでいたようで、転害門前には、包永町という町名がいまも残っています。


では、次になぜ名前に「文珠」がついたのかのお話です。

包永の子(別説では孫)も、四郎左衛門も刀工となり、日々作刀の修行をしておりましたが、同時に般若寺に足しげく通う、信仰心の熱い方だったようです。

般若寺 楼門
国宝 般若寺 楼門 昨年秋の風景。爽やかな風が吹いていました。

般若寺 寺伝によると、四郎左衛門がご本尊の文殊菩薩像に立派な刀を作りたいと心より祈願したところ、文殊様の化身が現れて、四郎と一緒に見事な刀を作り上げたとのこと。この功績で、般若寺より、文珠を名乗ることを許され、その後、文珠四郎と名乗るようになったと伝わっています。

当社では、この時作成した刀が、現在、静嘉堂文庫美術館に所蔵されている太刀(国宝)と伝えられています。

刀鍛冶
刀工 文珠四郎をイメージした弊社のロゴ

 


また、文珠四郎にかかわる伝説が、若草山麓の野上神社にも残っています。

野上神社
野上神社 奥が若草山。

野上神社は、毎年行われる山焼き行事の無事を祈願する、重要なお社で、山焼きの際は、このお社で祭典を行ってから山に点火されます。
御祭神は、「草野姫命(くさのひめのみこと)」、火の神様です。

野上神社
野上神社 金床石と四郎試し切りの石

その野上神社の東側(写真 お社の右側)にある方形の石が、文珠四郎が刀を作る際に使用した金床石、西側(写真 お社の左奥側)にある石は、文珠四郎の刀で切りつけた石といわれています。

野上神社
お社の左後ろにある、文珠四郎が試し切りをしたといわれる岩 切れ目が見えます

この伝説は、江戸期まで言い伝えられていたようで、江戸時代の尊皇派 高山彦九郎の「甲午春旅日記」に、野上神社のことが、以下のように書き残されています。

~安永三年(1774)二月十五日~
「山下に文殊四郎の社有、東の方たかくとこ石、西の方にこしらへし刀をこころみし石也とてきれて有り」


昔から変わらず、野上神社は若草山のふもとに鎮座されています。爽やかな風が吹き抜け、悠久の歴史を感じることができる所です。

奈良公園にいらした際は、ぜひ立ち寄られてはいかがでしょうか?

野上神社
左側すぐそばにある建物は若草山南ゲートです。

 

参考文献:

「奈良市史 工芸編」 編集者 奈良市史編集審議会
「春日大社のすべて」 著 者 花山院 弘匡

奈良の見どころ その32 国宝特別公開2017 阿修羅

今年、興福寺国宝館では耐震工事を行っており、残念ながら今年いっぱいは、文化財を数多く展示している国宝館に入館することができません。

月と興福寺
2017年3月 月と興福寺五重塔

ただ、阿修羅像など主要な国宝は、
「興福寺国宝特別公開2017 阿修羅-天平乾漆群像展-」
(あしゅら てんぴょうかんしつぐんぞうてん)」と題し公開されています。

公開期間

春:2017年3月15日(水)~6月18日(日)
秋:2017年9月15日(金)~11月19日(日)

公開される仏像

阿修羅像、八部衆像、乾漆十大弟子立像、金剛力士など国宝館内の主要な仏像

公開場所

仮講堂(興福寺東金堂前付近から入堂できます)
ふだんの国宝館に収められている様子とはまた違った、荘厳な雰囲気の中でご対面できます。

阿修羅像
阿修羅像イラスト

ところで、阿修羅像は、三面のお顔をもち、それぞれがとてもきれいな顔立ちで、その中に悲しみ・後悔など複雑な表情をもつことで有名です。

また、それだけでなく、合掌している手が正面中央からずれているので、作成当初は、法具など何か持っていたのではとの論争がありました。

合掌の様子
阿修羅像の合掌のイメージ

 

 

イラストは、阿修羅像の合掌のイメージです。ほんのちょっとですが、合掌した手が中央より左よりにあります。

今年2月、それが解明されたとのニュースがありました。
合掌している手が中央より左側にあるのは、明治時代の修復の際に動いてしまったためで、阿修羅像は作成当初から、現在の状態(合掌している姿勢)だったようです。
研究者の方々は、仏像を傷つけることなく、X線CTスキャン画像を解析し解明したそうで、現代の科学も素晴らしいですね。

興福寺の特別公開の詳しいお話は、
なら旅ネット<奈良県観光公式サイト>
興福寺国宝特別公開2017 阿修羅-天平乾漆群像展- (興福寺)をご覧ください。

また、国宝 銅造仏頭(どうぞうぶっとう)(旧東金堂本尊)が 東金堂に安置されています。こちらも特別公開です。
詳しくは、なら旅ネット<奈良県観光公式サイト>
国宝 仏頭-東金堂特別安置- (興福寺)をご覧下さい。

色々話題の多い、興福寺です。ぜひこの機会にお越しになりませんか?

奈良の見どころ その31 鹿寄せ、鹿さんの写真、鹿せんべい飛ばし大会 など

今回は、奈良公園で必ず見かける鹿さんの話題です・・・・。

ホルンの音色で鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」が飛火野(とびひの)で行われています。朝10時に鳴るホルンの音で、森の奥からたくさんの鹿たちが集まって来てくれる、とてもかわいいイベントです。
吹く風はまだ冷たく、春は名のみの 風の寒さや~  ですが、3月12日(日)までの期間限定のイベントです。ぜひ可愛い鹿さんを見にいらっしゃいませんか?

鹿寄せの実施場所、時間など詳しい内容は、奈良の鹿愛護会 公式ホームページをご覧ください。


奈良公園内で働いていると、鹿さんとよく遭遇します。そんな鹿さんの、秋から冬の表情をご覧ください。

まずは、初霜が下りた時の 飛火野(奈良公園内)の様子です。

初霜と鹿
初霜でうっすらと白くなった飛火野
寒い冬の日と鹿
冷えた空気の中、鹿さんの吐く息も白く・・・・

今年の冬も寒かったですね。鹿さんも冬を頑張って乗りきりました。

開店待ちの鹿さん
お店の前で並ぶ鹿さん
お店の前で並ぶ鹿さん

お店の前で、お行儀よく開店待ちです。鹿せんべいを狙っているようです。並びながらも、餌をくれそうな人をきょろきょろ探しています。

お店の前でたむろする鹿さん
お店の前でたむろする鹿さん

周りの気配を伺う鹿さんもいて、お店が開く前から、鹿せんべいをもらう作戦を練っているような・・・・

でも鹿さんは、売り物の鹿せんべいを勝手に食べません。食べたいけど、がまん、がまん・・・・

鹿せんべいと鹿さん
食べたいけど、これは食べちゃだめ

この後、鹿さんは、エサを買ってくれる人が現れるまで待っていました。

ちょっと横着な鹿さん

横断歩道前に座り込んで、信号待ちをしている人にエサのおねだりです。

横断歩道前で
エサちょうだ~い

車が近づいても動じません。

道路の鹿さん
すいません。鹿さ~ん、車通してくださ~い。
※奈良公園に車でお越しの際は、鹿さんに十分ご注意ください。

仕事帰りにばったり・・・

暗闇の中、車のそばになにかいる!?と思ったら

暗闇の中の鹿
暗い駐車場で、何かが動いている・・・・

鹿さんでした。
かわいいけど、ちょっとビックリ。

暗闇の中の鹿さん
暗闇の中の鹿さん 画像は編集して明るくしています。

 

人懐っこい鹿さん

奈良公園で行われる行事は、ほとんど鹿さんが参加します。

2016年秋 奈良国際映画祭の様子(奈良公園地)
2016年奈良国際映画祭が始まる前の様子
2016年奈良国際映画祭が始まる前の様子

開催式が行われる直前のレッドカーペットへの入場路。人がたくさん集まってきていますが、鹿さんはまったく気にせず、おいしそうにお食事していました。
この後、ゲストで俳優の斎藤 工さんが、車に乗ってここを通っていかれました。(空前絶後の~)

2016年11月 奉祝マルシェの様子(奈良公園 県庁前)
2016年奉祝マルシェの様子
2016年奉祝マルシェの様子

多くの人でごった返していましたが、鹿さんはそんな事はお構いなし。お店を物色。でも鹿せんべいは売ってなかったね。残念

鹿せんべい飛ばし大会の様子

2017年1月28日(土)、若草山で、山焼き前に行われた鹿せんべい飛ばしの様子です。写真中央奥から手前に向かって鹿せんべいを飛ばします。

2017年若草山山焼き前の鹿せんべい飛ばし大会
鹿さんの準備はOKです。

もちろん鹿せんべい飛ばし大会も多くの鹿さんが参加します。飛んできた鹿せんべいを食べる方で・・・・。

ところで、楽しい鹿せんべい飛ばし大会は、3月の連休(19日,20日)にも行われます。詳しくは、奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」の「鹿せんべい飛ばし春休み大会」のページで!

何かを待つ鹿

実は若草山は、冬の間は閉山しています。開山は、3月第3土曜日から。

若草山が開山すると、暖かい春がもうすぐです。

待ち遠しいですね。

 

 

奈良の見どころ その30 東大寺 修二会(お水取り)

奈良は、古くより人々の幸せを願う場所として、祈りがささげられてきました。

奈良の夜景
二月堂から見える奈良市の穏かな夜景。左が良弁杉、中央が大仏殿

天平勝宝4年(752)より絶えることなく続けられてきた修二会(お水取り)本行が、今年も3月1日から14日までの間、二月堂で行われます。

修二会は、私たちが日常犯している様々な過ちを、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶の方々がご本尊の前で、懺悔(ざんげ)し悔い改め、人々の幸せを祈ってくださる行事です。詳しくは東大寺 修二会のページで

今年は、3月1日(本行初日)に、二月堂に行ってきました。

お松明
2017年お松明 舞台の上だけでなく、二月堂へ上がる階段にもお松明の炎が見えます

19時、荘厳な鐘の音を合図に、お松明が点火され、お松明と共に次々と、練行衆の方々が本堂に入られました。

お松明は、二月堂に上堂する練行衆の道明かりとして、これから3月14日まで毎日あげられ、このお松明の火の粉を浴びると、無病息災にご利益があるといわれています。

練行衆の方々が二月堂に入堂された後、行法が始まります。下堂されるのは、午前1時から午前4時半頃までとのこと。毎日の行法に加え、特別な行法を行われることもあり、大変なお勤めです。
修二会中に行われる行法は下記ページからご参照ください。

東大寺ホームページ  修二会中、毎日行われる行法

二月堂そばには、次回分のお松明が準備されていました。人と比べてみると、とても大きいですね。

使用前のお松明
お松明は14日まで毎日あげられます。

練行衆の方々が入堂されるのをお見送りしたあと、二月堂を後にしました。

帰り際の東大寺参道脇の様子です。
夜暗くなっても、鹿さんは、相変わらずのんびりしていました。

夜の鹿
奈良公園の夜 おうちに帰らなくていいのかな?

東大寺での修二会(お水取り)もはじまり、少しずつ春が近づいています。
ぜひ、奈良にお越しになりませんか?


東大寺の修二会(お松明、お水取り)は、大変な混雑が予想されます。東大寺HPの「注意」等をご覧になって、お気をつけてご参拝ください。
東大寺公式ホームページ
Topics(交通規制のお知らせ)、 修二会 注意事項

お松明の際は、カメラのフラッシュは禁止になっています。練行衆の方の目が眩み、転倒する恐れもあり大変危険なのだそうです。
お松明が始まる前に、カメラのフラッシュを使わないでくださいとアナウンスがあるのですが、そこで慌てて、お持ちのカメラ、スマートフォンの設定をしようとして、どうしていいかわからないと焦る方が、例年いらっしゃいます。事前にお手持ちの機器の操作方法を確認されるのをお勧めします。

菊一文珠四郎包永 包丁製造の様子

当店では、各種数多くの包丁を店頭で展示・販売しておりますが、その一つ一つを、熟練の職人が手作業で製造しています。

本店の様子
菊一文珠四郎包永 本店

先日、アメリカからの取材がありましたので、その際に、菊一の包丁の製造過程の一部を写真に収めてきました。取材風景もあわせてご覧ください。

粗削りの工程(包丁の形を整える作業)

粗削りの工程1
菊一包永 包丁づくり1
粗削りの工程2

包丁は金槌で叩いて形を整えますが、当社では、包丁の形に応じて金槌を取り換えています。鍛冶屋で今もこだわって金槌を交換しているのは珍しいとのこと

焼き入れの工程・・・・高温に加熱後、急速に冷やすことで強度を増しています。

焼き入れの工程
焼き入れの工程

包丁の「刃」だけでなく、「柄」(ほうの木)も一つ一つ丁寧に製造しています。

包丁づくり4
柄(ほうの木)の製造 写真中央で柄の整形をしています。

撮影スタッフの方も、木くずをかぶりながらの撮影でした

(完成品例 出刃包丁)

菊一文珠四郎包永 出刃包丁
菊一文珠四郎包永 出刃包丁

包丁の製造の様子を撮影後は、本店に移動し撮影再開です。

撮影風景
和やかに撮影は進みました。
撮影の様子2
日本刀の撮影の様子 後ろには御間塀

海外の撮影スタッフは、日本刀「包永」に興味深々のご様子。
刀の撮影は、光が反射し難しいものです。持ち方を色々調節して美しく映るよう整えます。


菊一文珠四郎包永は、時代を超えて今に蘇える刀鍛冶の技と細やかな心遣いを、鮮やかな切れ味に添えて皆様にお届けしています。
熟練の職人が一つ一つ丹精込めて作った包丁は、若草山麓の菊一文珠包永本店で展示・販売しております。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。

遠方の方は、オンラインストアもご用意しておりますので、こちらもどうぞご利用ください。
菊一文珠四郎包永 オンラインストア http://www.kikuichihamono.com/

奈良のお得情報 奈良県公式まち巡りアプリ ならたん

今回はスマートフォンをお持ちの方に、お得な情報をご紹介します。
奈良県では、奈良公園を観光される方、奈良が大好きな方に、「まち巡りアプリ ならたん」を提供しています。(~2月28日まで)

ならたん公式サイト  https://www.naratan.com

ならたんアプリ
ならたんアプリ画面

 

どんなところがお勧めなのかというと・・・・・
【おすすめポイント1 お店の検索・・・店舗情報】
「食べる」「買う」「泊まる」「観る」に分けて、奈良のお店を探すことが出来ます。迷うほどたくさんのお店が掲載されています。

ならたん店舗検索
ならたん店舗検索

 

【おすすめポイント2 割引チケット】
1回500円以上のお買物で、250円お安くしてもらえる割引チケットが2回分(500円分)もらえます。
使い方は簡単。チケットの使えるお店で、アプリの割引チケット(スマホの画面)をお店の方に見せるだけです。
このチケットの使えるお店の調べ方、詳しい操作方法、注意事項等は公式サイトでご確認ください。
https://www.naratan.com/ticket

割引チケット
割引チケット250円分

 

【おすすめポイント3 スタンプラリー】
抽選で素敵な賞品が当たるスタンプラリーが楽しめます。

まず、スマートフォンの位置情報をONにして、地図を見ながら、せんとくんを探します。
せんとくんのそばに来たら、せんとくんをタップし表示される「スタンプ取得」を、もう1回タップするだけです。

とってもお気軽なスタンプラリーです。

ならたんスタンプ取得画面
ならたんスタンプ取得画面
ならたんスタンプ
ならたん 獲得スタンプ表示画面。獲得した場所に合わせ鹿さんのマークが表示されます。

獲得したスタンプに合わせ、下記商品の抽選への応募ができます。
3スタンプ獲得・・・・ クオカード(当選本数100本)
5スタンプ獲得・・・・・お菓子など食品(当選本数50本)
10スタンプ獲得・・・・・カタログギフト(当選本数10本)
20スタンプ獲得・・・・・ペア宿泊券(当選本数1本)
詳しい操作方法、賞品の内容は 公式サイトでご確認ください。https://www.naratan.com/rally

3スタンプから応募できるので気軽に楽しめますね。


菊一グループは奈良県公式まち巡りアプリ ならたんの掲載・協力店です。

割引チケットは、菊一文珠四郎包永 本店、および近鉄奈良駅 漬菜栄吉、JRならみやこ路店でお使いいただけます。

支店
菊一グループの上記店舗で、割引チケットが使えます。

(割引チケット利用例1)春日鹿まんじゅう かのこ 6個入り箱 800円 → 550円

春日鹿まんじゅう かのこ
春日鹿まんじゅう かのこ

(割引チケット利用例2)なら漬け うり半切 700円 → 450円

奈良漬け 瓜半切り
奈良漬け 瓜半切り

たのしくて、お得なアプリです。スマートフォンをお持ちの方で、奈良公園にお越しの際は、どうぞご利用ください。

詳しい内容は
ならたん公式サイトでご確認ください。
https://www.naratan.com/

奈良の見どころ その29 しあわせ回廊 なら瑠璃絵

若草山の山焼きも無事終わり、2月の恒例行事となった「~しあわせ回廊~ なら瑠璃絵」が
2月8日(水)~2月14日(火)の間、行われます。

山焼き後
若草山(左奥の山) の山焼き後 今年は良い感じで焼けました

春日大社の燈籠点燈、興福寺 五重塔のライトアップ、東大寺の大仏殿のライトアップなどなど、奈良の夜が美しく彩られます。

場所によってライトアップの時間が異なります。詳しくは、しあわせ回廊 なら瑠璃絵 公式ホームページへ!

節分万燈籠
夜の春日大社参道(節分万燈籠際に撮影)

また、なら瑠璃絵の期間中、色々なイベントが企画されています。

◆博物館等の夜間開館  20:30まで開館(入館は20:00まで 要入館料)

夜間開館日:春日大社の国宝殿           2月11日(土)~2月12日(日)

東大寺ミュージアム、奈良国立博物館 2月8日(水)~2月14日(火)

◆光の夜神楽

場所 : 春日大社 祓戸神社前(観覧無料)

日時 : 2月8日(水)~2月14日(火) 19:00~20:00

厄を噛みきり、福を招く獅子舞を、奈良県宇陀郡御杖村の桃俣獅子舞保存会(もものまたししまいほぞんかい)の方等が演じられます。

◆瑠璃絵マーケット

場所 : 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~前

日時 : 2月8日(水)~2月14日(火) 17:30~20:30

温かいフードやドリンクのブースなどが並びます。お店の詳細はこちらからどうぞ!

奈良公園バースデー花火・ライブ(観覧無料)

最終日、2月14日(火)は、 奈良公園の137回目のお誕生日。お祝いに19:30から 春日野園地にて、花火が打ち上げられます。

奈良の花火
奈良の花火(山焼きの際撮影) 奈良の冬空は花火で彩られます。

主なイベントをご紹介しましたが、足湯のイベントなどなど、まだまだいろいろな企画があります。ぜひ、しあわせ回廊 なら瑠璃絵 公式ホームページで楽しいイベントを見つけて、ぜひ奈良へお越しください。

※ 天候によって中止の場合もあります。なら瑠璃絵 公式ホームページの「本日の開催状況」をご確認ください。
※ なら瑠璃絵はとても広い会場で行われます。ぜひ歩きやすい装いでお越しください。

奈良の見どころ その28 山焼き

平成29年1月28日(土)、奈良の恒例行事、若草山の山焼きが行われました。毎年、山が焼ける様子や花火の様子を、遠くから写真に撮っていましたが、今回は、行事の様子を間近で撮ってみました。

 

お昼過ぎ(13:00~) 

奈良公園の飛火野で、春日大社の「大とんど」が始まりました。

大とんど
この火が御神火として、山焼きで使われます

そのころ若草山ではいろいろなイベントが行われていました。

山焼き 鹿せんべいと飛ばしコンテスト
山焼き 鹿せんべいと飛ばしコンテスト(12:30~15:00)

写真は、鹿せんべい飛ばし大会の様子です。大会出場者が長~い列を作っていました。
写真右側が鹿せんべいを投げる場所になります。そこから左側の山のふもとに向かって投げます。
鹿せんべいを飛ばす単純なコンテストですが、計測は手早くしないといけません。早く測らないと、鹿さんに食べられちゃいます!!

2017 鹿せんべい飛ばしコンテスト
飛ばした鹿せんべいの測定中  もう、鹿せんべいを取り合って食べてます。・・・・

14:00~

若草山会場の一部では、和太鼓ワークショップが行われていました。
国内外の方が参加して、太鼓の練習です。ドンドンドンと勇壮な音が響いていました。

和太鼓ワークショップ
和太鼓ワークショップ

若草山本部前は、すでに、消防関係の方が集まり、なんだか緊迫した雰囲気が・・・。そのそばで鹿さんは、いつも通り、餌の取り合いしていました。

2017年山焼きの様子
しかさん、もうすぐ山燃えちゃうよ

16:45~

飛火野の「大とんど」の会場では、 御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)がはじまりました。

まずは、奈良奉行所、興福寺、東大寺、金峯山寺の方々の入場です。

御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子

御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子

祝詞、巫女の神楽等のあと、御神火をいただきました。

御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火をいただいている様子 写真中央に「御神火」が見えます
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
火を移し替えます
御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)の様子
御神火の一部は、提灯の火にも使われます。

御神火をいただいた後は、水谷神社をとおり、若草山の野上神社まで、法螺貝を吹きながら進みます。

いつもはおっとりした鹿さんも法螺貝の音に何かを感じるようです。
法螺貝の音を聞くと、すくっと立ち上がり、周囲を警戒していました。

山焼き 鹿さん
法螺貝(ほらがい)の音にびっくりしている鹿さん

この後、慌てて山の奥へ走り去っていきました。

17:00~
若草山では、地元の消防団の方が集合し、出発式のあと、若草山に登ります。

山焼き
山焼き前に・・・・

山焼き前の安全確認のための出動です。
消防団(300名ほど)の方々は奉仕としての出動で、山焼きの行事がつつがなく終えられるのも、消防団の方のおかげですね。

消防団の方々が若草山に登られた後、
御神火を持った一行が若草山に到着されました。

2017年山焼き聖火行列の到着
聖火行列の到着

御神火が野上神社のかがり火に点火され、山焼き行事の無事を祈願する祭礼が行われます。

山焼き
野上神社での祭礼の様子

その後、山麓中央の大かがり火に点火されます。

18:15~

山焼きの始まりを知らせる花火が上がりました。

2017年山焼き 花火
花火  菊一文珠四郎包永 本店から

若草山麓で見る花火は、夜空一面が明るく光り、打ち上げの音が響いていました。花火が終われば、山焼きのスタートです。

2017年 山焼き 菊一文珠四郎包永 本店からの山焼き様子
山焼き 菊一文珠四郎包永本店前

今年は晴天での山焼きで、草が乾燥していたのか、パチパチと威勢よく草が燃える音が聞こえました。
見ている方々からは「今年はよ~もえとるな~」との声があちこちで聴かれました。昨年は雨でしたからね。

2017年山焼き
奈良国際フォーラム甍 前から見た山焼き

奈良国際フォーラム甍 の前の池に、池に山焼きの様子が映ってきれいでした。

今年も色々な方の尽力で無事に山焼きが終わりました。
山焼きは、写真を撮っても楽しめ、歴史に触れられるいい機会です。

次回の若草山の山焼きの際は、奈良にお越しになってはいかがでしょうか?

2017年 刃物祭り 多数のご参加ありがとうございました

菊一文珠四郎包永(きくいちもんじゅしろうかねなが)本店では、平成29年1月19日(木)~21日(土)の3日間、刃物祭りを行いました。

◆ 「研ぎ」の講習(無料・所要時間 15分前後)では、砥石の扱い方、砥石と刃の当て方のコツなどをご説明後、「研ぎ」を体験していただきました。

2017年刃物祭り 研ぎのご説明
「研ぎ」の講習の一コマ これからご説明を始めますね・・・
刃物祭り 研ぎのご説明
包丁の刃をこのように砥石にあてて・・・

ご自分で包丁を手入れしている、研いでいるという方が講習に参加されていました。今まで、「なんだか上手く行かない」と感じていらっしゃったようで、講習会でスタッフと色々とお話され、うなずかれていました。
このような場合は、ぜひお使いになっている包丁をお持ち下さい。
研ぎ跡から、刃物担当スタッフが、研ぎ癖を見極められますので、「こんなところに気を付けて研いだ方がいいですよ」など、ご提案・ご説明しやすいようです。

また、包丁を研ぐのが初めてとおっしゃる方もいらっしゃいました。初めての方には、基本をご説明したあと、研ぎやすい形や素材の包丁を使って、研ぎの練習をしていただきました。
刃物スタッフのご説明を参考に、ぜひご自宅で「研ぎ」をお試しください。

2017年 刃物祭り
研ぎ講習の一コマ。 みなさん真剣に聞いていただきました。

 

◆ リンゴの皮むきコンテスト(参加無料・所要時間 平均5分ほど)のご参加もありがとうございました。途中で切れる人、驚くほど長~く皮をむく方など、私たちスタッフも楽しませていただきました。

今回の基準となる皮の長さは、写真の通りでした。これよりも長くりんごの皮をむいた方には景品を差し上げました。

りんご皮むきコンテスト
リンゴの皮むきコンテスト 基準の長さです

このコンテストで好成績をあげるコツは
・大きめのリンゴを選ぶ。
やはり面積が大きい方が有利です。じっくりリンゴを選んでください。

リンゴの皮むきコンテスト
リンゴを選ぶのも大切なことです!!

・リンゴの皮の幅は、程よく細目に切る
皮の幅が広いと全長が短くなります。逆に皮の幅を細くすると、途中で皮が切れやすくなり、成績が伸びません。切れない程度に細く切るのがポイントになります。

リンゴの皮むきコンテスト
リンゴの皮が太すぎず、細すぎず・・・・

写真は、今回のコンテストで最優秀に輝いた方の様子です。絶妙な皮の太さですね。

リンゴ皮むきコンテストは単純なルールですが、無心で包丁を動かされたり、皮が途中で切れると悔しがられたりと、皆様に楽しんでいただきました。


菊一文珠四郎包永本店では、来年も刃物祭りを予定しております。「包丁」や「研ぎ」というと固い感じですが、ゆる~く、わいわいがやがやとやっております。ぜひお気軽にお立ちよりください。

※ 次回の刃物祭りの開催日程は、まだはっきり決まっておりません。開催の1か月前にはホームページ・ブログ等に掲載いたします。お楽しみに!!

奈良の見どころ その27 立春 節分

寒い日がつづいていますが、2月4日は「立春」。春の兆しが少しずつ表れてくる時期といわれます。

昔から、季節の変わり目には邪気が入り込みやすいという言い伝えがあり、立春の前日(2月3日)には魔よけの行事 豆まきが各地で行われます。

節分 豆

奈良公園内では、2月3日に、以下の行事が予定されています。
元興寺    節分柴燈護摩会(さいとうごまえ) 13:00~
※ かけ声は、「福はうち~ 鬼もうち~」

東大寺二月堂 節分(豆まき)  14:00~
※二月堂の舞台の上から福鈴と福寿の豆まきです。

興福寺 追儺会(ついなえ)~鬼追い式~   18:30~

併せて、春の訪れを感じさせてくれる「お田植祭」が11時から手向山八幡宮で、夜には、幻想的な節分万燈籠が18時から春日大社で行われます。

行事の詳しいお話、地図等は、奈良市観光協会公式ホームページ
「行事イベントカレンダー」をご覧ください。

興福寺東金堂
興福寺東金堂

昔 興福寺の追儺会に参加したことがあります。熱気いっぱいの豆まきのあと、お仕事終わりの鬼さんの近くに行き写真を撮らせてもらいました。
鬼面は昔から使われているような、歴史を感じる木面で、とても風格があり、夜見るとちょっと怖い感じでした。でもお話するととっても気さくな鬼さんでした。

今年も奈良公園では、色々な節分行事が催されます。ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?