体験談 菊一包永で包丁を買いました

先日、実家の母から、包丁が欲しいとの相談がありました。
海が近いこともあり、友人から、釣った魚をいただいたり、お店でいきのいいお魚を買ったりと、1匹丸ごと調理することが多く、今は、出刃包丁で魚をさばき、刺身にするときは柳包丁を使っています。

ただ最近、若いころに比べ出刃包丁が、大きく重く感じるようになり、柳刃包丁もサイズが長く、扱いにくくなってきたとのこと。不便は感じるものの、どうしていいものやらよくわからず、取りあえず、柳(刺身)包丁が古くなってきたので、ちょっと小振りのものに替えてみようかな・・・との希望でした。

出刃、柳包丁については、以下のサイトをご参考ください。「菊一オンラインストア 包丁の種類

母の希望に合わせ、早速、包丁を買ってみました。


母用に、柳包丁ください。

柳包丁
柳包丁

刃物スタッフ
柳包丁は、主に料理のプロの方がお刺身を作る際に使われていますが、ご自宅でそんなにたくさんお刺身作りますか?


はい、活きのいいお魚を、貰ったり買ったりして、魚を調理することが多いので、出刃包丁と柳包丁を使っているようです。
ただ、出刃包丁は重たいし、柳包丁は長くて扱いづらいし・・で、どうしたものかと悩んでいて、取りあえず、今回は、柳包丁が古くなってきたので、柳包丁を短めのものに買い替えたいらしいのです。

刃物スタッフ
出刃包丁は、しっかりした包丁なだけに、重いですよね。
ただ、代わりに軽い柳包丁を使って魚の骨を切ってしまうとすぐ包丁が傷んでしまうし、出刃包丁で魚の身を切って刺身にするのは大変ですよね。


そうなんです。おいしくお魚を食べたいので、頑張って包丁を使い分けているようですが、小家族で、作る分量が少ないこともあり、出刃包丁と柳包丁の使い分けはなかなか面倒なようです。

刃物スタッフ
それでは、船行包丁はどうでしょう?


船行包丁?

刃物スタッフ
形は出刃包丁にそっくりですが、船行包丁は、その名のとおり、漁師さんが船で使う包丁です。
船の上という限られたスペースで作業しやすいように、出刃包丁よりも刃の厚さが薄くなっているので、軽く扱いやすいのが特徴です。
また、船に何本も包丁をもちこむのが面倒なので、これ1本で野菜を切り、魚をさばき、お刺身が作れるようになっています。
家庭で魚をさばいて、刺身にするのであればこれで十分ですよ。

※もう少し、出刃包丁と船行包丁の違いを詳しくご説明すると・・・・

・包丁の厚さ・・・出刃包丁の方が厚く、しっかりとしたつくりになっています。

出刃と船行
出刃と船行 包丁の厚さ 左 出刃包丁5寸 右 船行包丁

・包丁のおもさ・・・出刃包丁5寸が約240g、船行包丁が約140gと100gほど違い、船行包丁の方が断然軽いです。
・その他・・・船行包丁の持つ手はちょっと変形しています。船が動いても包丁が動き回らないようにとの工夫です。

船行包丁
船行包丁の持つ手部分

 

今回は、刃物部門のスタッフと色々とお話したうえで、「船行包丁」を購入しました。

船行 表面
船行 こちらの面にお名前を彫ります。
船行
船行 菊一の焼き印が入っています

 

毎日使う包丁は、使い勝手に色々と悩むこともあります。そんな時は、菊一文珠四郎包永の包丁部門のスタッフにお気軽にご相談ください。
色々お話を聞かせていただきながら、納得いくものをお選びいただけるよう心がけております。

また、購入だけではなく、包丁の研ぎも承っています。職人さんが、丹精込めて作った包丁を、きれいに研ぎ直して、これからも使い続けていかれませんか?

以前のブログ  100年前の包丁

研ぎの料金は、包丁の素材・状態で変わりますので、まずは刃物部門のスタッフにご相談ください。ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。

 ※包丁の状態によっては、研ぐことができず、お断りすることがありますが、その際は、どうかご了承いただきますようお願い致します。

【お問い合わせ先】

・お電話        0742-26-2211

・メールアドレス    hamono@kikuichi.com

菊一包永オンラインストアの「お問い合わせ」からでも、承っております。

どうぞご利用ください。

 

奈良の見どころ その38 今年の夏の奈良公園 おすすめのイベント

今年の夏、奈良公園では、体験型をはじめ、特別拝観等、興味深いイベントが数多く予定されています。
今回のブログでは、その中から、気になるものをご紹介します

興福寺

興福寺 僧侶の法話と瑜伽行(ゆがぎょう)体験」

興福寺 本堂
興福寺 本坊 歴史を感じる佇まいです

 通常は非公開の本坊(寺務をとる建物)北客殿で、法話を拝聴し、瑜伽行体験ができます。
本坊北客殿は、嘉永7年(1854年)に再建された建物で、平安時代頃から、僧侶が学問に励んだといわれる、東室(ひがしむろ)といわれる東西に長い僧房(そうぼう)の伝統を受け継ぐ、由緒ある建物です。
また、瑜伽行とは、古代インドより伝わる修行の一つで、ヨーガもこの瑜伽行に由来しているといわれています。心の制御・統一をはかる修行とのこと。疲れた心を癒してみてはいかがでしょうか。
※ 詳しくは「うまし奈良めぐり」で!

 【興福寺 東金堂・後堂 早朝特別拝観】

 奈良の夏は、朝の涼しいうちに散策するのがおすすめです。興福寺では、涼しい朝に、「東金堂後堂」と「正了知大将立像(しょうりょうちたいしょうりゅうぞう)」等を拝観をすることができます。
「正了知大将立像」(別名「踊り大将」)は、平安時代、東金堂火災時に、自らお堂を飛び出し被災を免れたとの伝承がある像です。通常は公開されていませんが、この特別企画では、貸切状態で、じっくりゆっくり見ることができます。僧侶にご案内していただけるのも、大変うれしい企画です。
※ 詳しくは「うまし奈良めぐり」で!

東大寺
東大寺
東大寺 大仏殿

「東大寺 写経体験」

写経は、色々な寺社で体験できますが、ここで書写された写経は、8月7日のお身拭いの際に、大仏様の胎内にお納めしていただけます。なんだか身が引き締まりますね。
また、希望の方は、レストラン「リストランテオルケストラータ」の特製ランチを、通常非公開の本坊大広間で、お庭を見ながらお召し上がりいただけます。ちょっと特別な体験です。

※ 詳しくは「うまし奈良めぐり」で!

「東大寺 特別公開 俊乗堂(しゅんじょうどう)、大湯屋(おおゆや)」

 「俊乗堂」は、通常は7月5日(俊乗忌)と12月16日(良弁忌)にしか公開されない重源上人坐像(国宝)と、阿弥陀如来立像、愛染明王坐像(いずれも重要文化財)が安置されているお堂です。
また、「大湯屋」は、今回初公開の鎌倉時代の浴場で、どっしりした鉄湯船、唐破風付きの浴室、釜場の屋上にある煙出しなど、中世の建造物としても貴重なものです。特別公開のこの機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか?

※ 詳しくは、JRおでかけネット「ちょこっと関西 歴史たび」で!

春日大社
春日大社と藤
春日大社と藤 5月の砂ずり藤がとても美しいお社です

「春日大社 朝のお参り(朝拝) 毎日(祭典執行日以外)」 

春日大社で行われている朝のお参り朝拝(ちょうはい)に、一般の方も参加することができます。
東日本大震災や、熊本地震等、全国各地で発生した災害で受難された方々の一日も早い復興を祈る、「萬度祓」も厳修されています。
神職の方のご指導があるので、どなたでも安心して参加できるとのこと。午前9時前から約30分のお参りで、事前予約などは不要です。

※ 詳しくは、春日大社 公式ホームページで!

「春日大社 神主が案内する朝のお参り」

早朝、朝の静けさのなか、神職の方の案内で境内を散策、御本殿前で清々しくお参りすることができます。
平成29年4~9月の毎土・日曜・祝日に行われ、午前6時半に一之鳥居前に集合して、 約1時間かけて春日大社参拝所まで向かいます。神職の方と、お話させていただけて、楽しくお参りできます。
料金は無料。事前予約なしで参加できます。

詳しくは、春日大社 公式ホームページで!

「春日大社 御巫(巫女)プチ体験(女性限定)」

春日大社 巫女
春日大社の行事の1シーン。プチ体験の内容と関係はありません。

通常の御巫(巫女)修行は、初級・上級コースとも2泊3日の研修となるのですが、夏限定のこの企画は、1日(6時間半ほど)の体験コースです。初めての巫女体験にはピッタリですね。

※ 詳しくは、「うまし奈良めぐり」で!

その他、奈良市観光協会サイトの「なつの奈良旅キャンペーン」では、「花街お茶屋体験」、「元興寺文化財研究所研究員と歩くならまち(怨霊ウォーク)」など、今までにない趣向をこらしたイベントが紹介されています。みていて楽しいサイトです。ぜひ、奈良市観光協会サイトの「なつの奈良旅キャンペーン」をご覧ください。

なお、人気のあるイベントの場合、予約が早々に埋まってしまう場合があります。その際は、申し訳ございませんが、ご了承いただきますようお願い致します。

漬菜栄吉の奈良漬 その3 今年の瓜の生育は…

先日、奈良漬の原料になる「瓜」の生育状況が、農家の方から写真付きで届きました。

2017年瓜の生育
2017年瓜の生育1

葉も青々と茂り、今年も順調に育っているようです。
今のところ特に大きな病気は流行していないようで、一安心です。

2017年瓜の生育2
2017年瓜の生育2

写真を見るときれいな瓜の形が見えます。
収穫が始まるのは、毎年6月下旬頃ですが、今年は「晴れ」が続いた影響で、半月ほど遅れて収穫が始まるようです。それも、これからの天候次第でどうなるのか・・・・・
自然相手では、収穫が終わるまで気が休まりません。

今年収穫した瓜が奈良漬になって、皆様のお手元に届くのは、来年以降。以前のブログでもご紹介しましたが、奈良漬は時間のかかるお漬物です。今年も、じっくり素材に向き合って漬けこんでいきます。

 以前のブログは こちらから
      漬菜栄吉の奈良漬 その2 今年の瓜は・・・・ 
奈良漬け 瓜
漬菜栄吉 奈良漬 瓜

当店の奈良漬けは、粕がついた状態で袋詰めしています。
粕は、水洗いでなく、キッチンペーパー等でふき取って下さい。
風味よく召し上がっていただけますし、残っても密封容器に入れて、冷蔵庫にいれていただければ、1週間ほどは風味そのままで保存することができます。

奈良漬 with おりぎり
奈良漬 with おりぎり

作るのに時間がかかる分、風味豊かな奈良漬は、白いご飯にピッタリですね。

ところで、奈良漬は、色々な素材・料理に合うことはご存知でしょうか?

例えば、クリームチーズ
クリームチーズと奈良漬の相性はバッチリ。ちょっとお酒の風味が苦手という方も食べやすくなります。

奈良漬 with クリームチーズ
奈良漬 with クリームチーズ

私は奈良漬けが好きなので、大きめに切っていますが、細かく刻んで、食感を楽しむのもおすすめです。お好みに合わせて、クリームチーズの量を増減してくださいね。

また、カレーの付け合わせにいかがでしょう?

奈良漬 with カレーライス
奈良漬 with カレーライス

奈良漬の甘味が、カレーの辛みを引き立てます。また、薄く切って歯ざわりを楽しむよし、厚めに切って、奈良漬の風味をしっかり味わうもよし・・・・

漬菜栄吉 奈良漬 瓜半切り
漬菜栄吉 奈良漬 瓜半切り

 

当店の奈良漬は、白いご飯にももちろん、色々なお料理にもピッタリです。

菊一包永本店菊一グループ(漬菜栄吉、ならや東大寺、ならや西大寺、JRならみやこ路)菊一包永オンラインストアで販売しております。どうぞご利用ください。

奈良の見どころ その37 興福寺 柱絵

現在、興福寺では、発掘調査をもとに、創建時の伽藍復興が進められていて、来年(2018年)秋には、「中金堂」の落慶が予定されています。

興福寺日の出前
日の出前の興福寺東金堂と五重塔。お昼間は観光客の方々で混雑していますが、朝は静かな時間が流れています。写真には写っていませんが、左側に中金堂の建立が進んでいます。

この「中金堂」の内部には、法相宗祖師を描いた「法相柱(ほっそうちゅう)」という大きな「柱」が存在していたとのことで、今回の再建にあたり、日本画家の畠中光享(はたなかこうきょう)画伯に祖師画の制作を依頼されていました。

その絵が完成し、現在「興福寺の寺宝と畠中光亨展」と題し、6月13日(火)~7月2日(日)の間、興福寺会館で公開されています。

描かれているのは、玄奘三蔵 (げんじょうさんぞう)や、北円堂に安置されている木造で有名な無著菩薩(むじゃくぼさつ)等、合わせて14名の方々で、立像や坐像のお姿です。

とても鮮やかな群青を背景に、祖師の飾らない穏かなお姿が描かれています。
近くで拝見すると、鮮やかな群青の中にキラッと輝くものが見え、花びらが舞い・・・・落ち着いた絵の中に華やかさも感じられました。

中金堂完成後は、高さ約10メートルにもおよぶ「法相柱」に貼り上げられるため、間近で鑑賞することができなくなります。今回はとても貴重な機会になっています。

また、会場内には、畠中光亨画伯のビデオが流れていて、今回の柱絵制作の思いなどを聞くことができます。

展覧会の詳細は、「興福寺の寺宝と畠中光亨展」公式ホームページで!

興福寺境内には、看板が設置されています。看板の地図をご覧になってお進みください。

柱絵の看板と鹿
鹿さんもお待ちしています!?

 

お礼状をいただきました その4

先日、菊一包永本店でお買物をされた小学校の方から、お礼のお手紙をいただきました。

当店でお買物を楽しんでいただいたのですが、そのあと購入されたお土産をなくされ、どうしても見つからず、お困りのお客様でした。

文面を読ませていただくと、無事ご家族にお土産を渡され、喜んでいただいた様子。当店スタッフ皆が安堵し喜んでおります。

お礼のお手紙1
お礼のお手紙1
お礼のお手紙2
お礼のお手紙2

可愛いアイロンビーズで作った作品も同封していただきました。可愛い鹿さんですね。ありがとうございます。

お礼の鹿
お礼にいただいた鹿さん。角や背中の毛の色が違うところなど、しっかり観察されて作られています。

 

当店へは、遠足や修学旅行、観光旅行のお客様が多くいらっしゃいます。皆さまの旅が楽しく、いい思い出が残るように、これからも心掛けてまいります。

うれしいお手紙を、本当にありがとうございました。

菊一店内の様子
当店で、少しでも気持ちよく過ごしていただけますように・・・

 

奈良の見どころ その36 ムジークフェストなら2017

毎年恒例となった「ムジークフェストなら」が、今年も6月10日(土)~6月25日(日)の間、開催されます。

ムジークフェストなら
ムジークフェストなら パンフレット

この期間中、毎日奈良のどこかでコンサートが開かれます。ジャンルも邦楽、吹奏楽、ポップス、クラッシック、民俗音楽などなど。奈良の街中を歩いていると、ふっと音楽が聞こえたりして・・・「ムジークフェストなら」のキャッチフレーズ通り、「音楽であふれる16日間」です。

ところで、行きたいのはやまやまでも、仕事や家庭の都合がつかず、チケット購入や事前申し込みができなかった方、このイベントを初めて知ったという方は、いらっしゃいませんか?
もしお時間が空きそうでしたら、ぜひ ムジークフェストなら公式ホームページ の「公演日から探す」等から、開催予定の色々なコンサートをご覧ください。
事前申し込み不要、あるいは、まだ申込を受付てくれる、気になるコンサートが見つかるかもしれません。

例えば、11日(日)は、参加申込が不要のファミリーコンサートが企画されています。 NHKの番組で人気の、ワンワンと遊ぼうストレッチマンなどなど、お子さんのいらっしゃるご家庭に、ピッタリですね。
イベントの詳細は ファミリーコンサートのページで!

また、近鉄奈良駅を中心に、JR奈良駅など主要な駅では、ウェルカムコンサートと題し、日・時間によって演奏者が変わり、色々な音楽を楽しめます。音楽が流れるだけで、風景が違って見えてくるのも不思議なものです。
演奏される方の情報等は「駅前ウェルカムコンサート」のページで!

色々なジャンルの音楽が、色々な場所で、楽しむことができる「ムジークフェストなら」、まだまだたくさんのイベントが予定されています。ぜひ、ムジークフェストなら2017公式ホームページをご覧ください。

2017年6月奈良県文化会館
2017年6月奈良県文化会館 ムジークフェストならののぼりが見えます。開催が楽しみです

奈良の見どころ その35 算額(さんがく) 弘仁寺 ・ 東大寺

先日の夕刊で、最近、算数・数学のイベントが盛況という記事が掲載されていました。
日本は昔から、武士・学者だけでなく、商家や農家の方も、高度な数学をたしなんでいらっしゃったようで、その影響なのか、今でも算数・数学が好きな方が多いですね。

今回ご紹介する、算額(さんがく)は、額や絵馬に、数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納したもので、数学の問題が解けたことを神仏に感謝し、益々勉学に励むことを祈願して奉納されたのが始まりといわれています。
時代が経つにつれ、人が多く集まる寺社仏閣に、難問だけを書いた額を奉納するようになり、その難問を説いた方が、解答を額にして、また奉納するといったことも、行われたようです。
数学が好きな方々の力試しといったところでしょうか?

この風習は、日本全国色々なところで行われており、奈良でも平安初期に創建された「弘仁寺」に、古い算額が掲げられています。

弘仁寺
弘仁寺 自然豊かな場所に弘仁寺はあります 写真は2017年早春に撮ったものです
弘仁寺近くの道標
弘仁寺近くの道標  みどりがとてもきれいでした。

奉納された算額は、近くで見ることができます。

弘仁寺 算額1
古い算額 「文政」「北柳生村」の文字が見えます。
弘仁寺 算額2
古い算額 お名前でしょうか「石田」の文字が見えます

弘仁寺では、6月13日(火)に自然の恵みに感謝し、健康を祈願する「黄金ちまき会式」が予定されています。当日は、臨時バスが運行されるようですので、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか?
詳しくは、弘仁寺公式ホームページ「年中行事」でご確認ください。

ところで、算額奉納は、現在も続いています。
今年も、1月23日に「公益財団法人 日本数学検定協会」が東大寺 大仏殿に「算額」を奉納されました。

2017年 東大寺 算額1
2017年東大寺 算額 問題1
2017年東大寺 算額2
2017年東大寺 算額 問題2

大仏様の左足下側に掲げられています。東大寺大仏殿に行かれた際は、探してみてください。
私は、問題をすぐ見つけることができたのですが、どう解いていいやらさっぱり・・

この算額も、問題のみで、解答は一般の方から募集しています。締め切りは7月31日(月)
問題の内容、応募方法は、「算額1・2・3」公式ホームページからお進みください。
公式ホームページでは、過去の最優秀解答も掲載されています。小学生の解答もあり、面白いやら、感心するやら・・・こちらもぜひ一度ご覧ください。

締切まで、まだ2か月ほどありますので、数学に興味のある方はぜひチャレンジされてはいかがでしょうか?

お礼状をいただきました その3

先日、春季遠足で 菊一文珠四郎包永 本店内の「永楽」(団体のお客様向けレストラン)にお越しいただいた小学校の皆さまから、お礼状を頂きました。当店で楽しんでいただけたようで良かったです。

皆さまからのお手紙を励みに、これからもお客様にご満足いただけるおもてなしができるよう努めてまいります。
心温まるメッセージをどうもありがとうございました。

お礼のお手紙
お礼のお手紙をいただきました。元気が出ます。

奈良の見どころ その34 奈良国立博物館 特別展 「快慶」

鎌倉時代の仏師「快慶」の特別展が、奈良国立博物館で6月4日(日)まで開催されています。もう行かれましたか?

快慶展
快慶展のポスターと図録

「快慶(かいけい)」は、「康慶(こうけい)」から始まる慶派と呼ばれる一派に属している仏師で、康慶の子の「運慶(うんけい)」と並び称されるほど有名な方です。東大寺南大門の金剛力士像も彼の代表作です。

康慶 系譜
康慶 お弟子さんの系譜

と、ここまでなんとか知っている程度で、あまり「仏像」に詳しくなく、この機会に少しでも知識を増やしたいと思い行ってきました。

「快慶展」会場では、
木で作られたとは思えない、美しい曲線で表現される衣の柔らかさ、鬼ようなの怒りの形相、阿弥陀如来像の穏やかな表情・・・・・。素晴らしい仏像の数々で圧倒されるばかりでした。流石ですね。

ところで、「快慶」はとても有名な仏師ですが、色々な謎が残されているようです。
東大寺南大門にある金剛力士像もその一つです。
金剛力士像は、像高9メートルを超える寄木造の巨像で、口を閉じた吽形像(うんぎょう・・左写真)と口を開けた阿形像(あぎょう・・右写真)の二体あります。

東大寺
東大寺南大門 夜の 吽形像、阿形像

今回の特別展の図録によると・・・・
昔から、吽形は立体的で動感がある作風から運慶が作成、阿形は絵画的な作風から快慶が作成したといわれていました。
それが、昭和63年(1988)から5か年をかけて行われた解体修理によって、論争がはじまったようです。

その理由は、二体の仁王像の体内から、おびただしい墨書と宝篋印陀羅尼経(ほうきょういんだらにきょう)が発見され、
吽形像からは、康慶の弟子の定覚(じょうかく)、運慶の弟子の湛慶(たんけい)の文字が、阿形像からは運慶快慶の文字が、記されているのが発見されたからでした。

東大寺 仁王像
宝篋印陀羅尼経

今のところ、はっきりと結論が出ておらず、色々な説があるようですが、修正の跡が、阿形像が少なく、吽形像に多いことから、吽形像は定覚、湛慶が作成し、運慶が指導したのでは? 阿形像は快慶が主に担当したので、快慶の作風が色濃く出たのでは? と考える方もいるようです。
どちらにしても、両像の作成には、運慶が全体を統括する立場にあったことでは意見は一致しているようですが・・・・謎が多いですね。

最後に、今回の「快慶」展の、詳しいお話を見ることができるサイトをご紹介します。
読売テレビ 「快慶展 日本人を魅了した仏のかたち~」公式ページです。

とても興味深い記事ばかりですが、特におすすめは、
「快慶展 日本人を魅了した仏のかたち~」のトップページから
「快慶について」と進み「快慶仏講座・検定」のページで見ることができる「快慶仏講座」です。

10分程度の動画が20本あって、国立博物館の研究員の方のお話がきけます。アナウンサーの方が色々な質問をしながら進めていかれるので、とてもわかりやすい動画です。

なんだかよくわからなかった仏像ですが、ちょっとわかった気になりました。快慶展に行く前に見ておくと、展示物をもっと楽しめたのに・・・と少々後悔しています。
これから、快慶展に行こうと思われている方は、ご覧になってはいかがですか?

既に行かれた方も、ご覧になると、そういうことだったのかと腑に落ちる体験ができるかも・・・です。

快慶展
国立博物館前の様子

 

奈良国立博物館 特別展「快慶」の詳細は、公式ホームページで!

【参考文献: 図録 特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち】

社長講演会がありました

2017年4月17日、近鉄奈良駅5Fのクラブツーリズム(株)奈良センターで、「刀鍛冶から刃物屋になるまで」と題し弊社社長 柳澤が講演会を行いました。

今回のブログでは、講演会の様子をご紹介します。

まずは会場になったクラブツーリズム奈良センターさんの様子です。

クラブツーリズム奈良センター
クラブツーリズム奈良センター カフェスペース、レンタルスペースがあります
クラブツーリズム奈良センター
大きな窓の向こうには、若草山が見えるとても気持ちのいいスペースです。

※クラブツーリズム奈良センターさんでは、フラダンス、歴史講座、イタリア語などなど、色々な講座を開講されています。ご興味のある方は、ぜひクラブツーリズムさんのHPをご覧ください。

それでは、今回の講演会の内容です。

【講演の内容1 社長による講演会 ~ 奈良の刀鍛冶がアメリカで一流の包丁ブランド確立した理由(概要)】

講演会の様子
講演会の様子

その昔、奈良で玉鋼(刀の材料)が産出され、刀鍛冶が活躍していました。そんな中で鎌倉時代後期、弊社の祖 包永が刀づくりにこだわり、国宝にもなった太刀を作成しています。

太刀 包永
国宝 太刀 包永

弊社では、明治になり帯刀が禁止され、「包丁」をつくるようになった後も、包永の「いいものを作りたい」という思いを大切に、職人の手による、職人技にこだわり高品質なものを作り続けてきました。

20年前(1997年)にはニューヨーク支店を開き、アメリカで活躍されている料理の鉄人にも出演された森本正治さんをはじめ、アメリカのトップシェフの方々に使っていただいています。
なぜアメリカで、日本で作った弊社の包丁が受け入れられたのか・・・・・それは、アメリカでは、古いものを大切にする気風があり、古くから続く包永の刃物づくりの思い・技術が理解されたからです。

今までに、大量生産で製造・販売するというお誘いもありましたが、それらはお断りし、菊一文珠四郎包永は、職人の手作り、職人技にこだわり「良いもの」を作り続けています。また、これら先代の教え・こだわりを次世代に引き継いでいくことが私の役割だと思っています。

菊一文珠四郎包永の包丁
菊一文珠四郎包永の包丁

【講演の内容2 包丁の製造工程のご説明】

職人が、手作りでつくる包丁製造の様子ご説明しました。実際の作業を見ていただきたかったのですが、今回は、会場の都合で「炎」が使えないこともあり、職人による「銘切り」を見ていただきました。

Engraving on Japanese knife at Kikuichi #engraving #knife

菊一文珠四郎包永 Kikuichi Cutleryさん(@kikuichi.cutlery)がシェアした投稿 –

【講演の内容3 研ぎの実演】

購入された包丁は、定期的にメンテナンスをすると、切れ味が長持ちします。講演会に参加していただいた方々には、実際包丁研ぎを体験していただきました。

研ぎの準備の様子
研ぎの準備の様子 砥石を置く台と包丁を準備しました。砥石は水に浸しています。

砥石をセットして、まずは、研ぎ方のご説明です。

研ぎの様子
研ぎの説明 皆さん真剣に聞いていらっしゃいました。

さあ、実際に研いでみましょう
職人さんの説明を聞きながら、質問しながら進めます

研ぎ2
研ぎの様子 最初は戸惑っていらっしゃいましたが、とてもお上手です!!
研ぎ
研ぎが終わって、包丁はピカピカになっていました

お忙しい中、多くの方々に講座に参加していただき、ありがとうございました。これからも、菊一文珠四郎包永は、職人技を生かし、丁寧に刃物づくりを行っていきます。

菊一文珠四郎包永 本店は、奈良公園若草山麓に店を構えております。東大寺や春日大社など、奈良公園にお越しの際は、是非お立ち寄りください。

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菊一文珠四郎包永 本店