奈良町に行って来ました

先日東京から友人が遊びに来てくれました。奈良を案内して欲しいとのことなので、1日目は東大寺、興福寺、春日大社、奈良公園と、ザ・奈良を案内しました。

2日目はどうしようかと思っていると、彼女の方から奈良町を案内して欲しいとの要望があったのでのんびり歩く奈良町へ…

近鉄奈良駅から東向商店街を抜け、メディアでも有名な高速お餅つきを見て餅飯殿商店街へ…餅飯殿商店街は奈良町の入り口です。

この通りには骨董品屋さんが何軒かあり、もしかしたらお宝に出逢えるかもと友人は必死!(笑)江戸時代?らしい藍の生地を購入していました。私もついつい釣られて切子のグラスを買ってしまいましたが…。可愛い和小物のお店や行列のかき氷屋さんを眺めながら商店街を抜けると

古い街並みにタイムスリップしたような格子の家が立ち並んだ界隈に、家の軒下には赤いころんとした人型の人形がいくつもぶら下がっているのを見かけます。これは奈良町にある庚申堂の青面金剛さまのおつかいで、身代わり申というものです。身代わり申はその家に住む人の数だけ吊るしてあり、家にくる災いを防いだりする厄除けの意味があるそうです。

奈良町からくりおもちゃ館、800年続く菊岡漢方薬局、(見るだけでも価値あり)

ならまちにぎわいの家、吉田蚊帳、等々、奈良の蚊帳ふきんは昔からあったのですが、最近は白いふきんだけではなくてオシャレな色や蚊帳のストールなども売られるようになり、お手頃な価格ということもあってお土産にぴったりなのです。友人は自分用にストール、お土産にふきんを購入していました。そこから少し行くと世界遺産の元興寺へ、

元興寺は南都七大寺のひとつで蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)が前身で飛鳥の地より現在の地に移転して元興寺となりました。昔は広大な敷地を有していましたが、現在では極楽堂と禅室が残っているだけとなっています。静かな元興寺を観光して、大乗院庭園の方へ、途中には猫カフェ、ドッグカフェ等も、あって時間があれば入ってみたいな〜と思いました。

ちょっぴり疲れてきたので、大乗院庭園をさらっとみて

ちょっと休憩です。10月になっても暑い日が続いていてかき氷が食べたいと思い人気店へ

冷たいかき氷でクールダウンするとまだまだ元気な友人が
般若寺のコスモスを見に行こうと言い出しました。足も疲れてきたので近鉄奈良駅からバスに乗り般若寺へ

国宝の楼門は堂々としていて立派です。

別名コスモス寺と呼ばれている般若寺はちょうどコスモスが満開で、友人は秋晴れの奈良観光を堪能することができたと喜んで東京へ帰りました。