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吉野にMY箸作り体験に行きました

休日に奈良県吉野郡下市町の吉辰さんに自分でお箸を作る、MY箸体験に行ってきました。吉辰さんは奈良県の吉野杉、吉野桧を使って懐石用のお箸を主に作っておられる会社です。

割箸というと環境問題で森を守るなどの議論がされますが、こちらの箸は植林、枝打ち、間伐と大切に育てられた木から建築材を製造し残りの部分を使って製造されており、木材の端材を余すところなく利用するという環境に配慮されたものです。国産の割箸を利用することにより、日本の林業が活性化され緑豊かな山林が育まれるのです。

今はお箸以外にも木を使ったトレーや箸置き等オシャレなテーブルウェアーになる道具もいろいろ手掛けておられます。


先ずはお箸の種類と名前の由来、吉野で何故杉の木が植えられたのか?などの興味深いお話をしていただけます。
その後は工房の中を見学です。


工房の中は木の良い香りがして何かホッとするような気分になります。そして、お箸を乾かしている姿は、まるでお箸の華が咲いたようで壮観でした。


さてマイ箸作り体験です。道具は全部用意して下さっています。使用するのは、初めて見た小さな可愛らしいカンナと仕上げ用のサンドペーパー、木型だけです。


実は私、木を削るところからやるのかと思っていましたが、
もう既にマイ箸体験用のお箸はほぼお箸の形になっていました。
こんな形の木のはめ板に削るお箸を入れて、小さなカンナで角を落としていきます。

まずは吉辰社長自ら作って見せて下さいます。
カンナがけをやったのは初めてでしたが、くるくると細い木屑がキレイに削れていきます。角を丸くしたい人は4.5回くらい、削るとキレイな角の取れたお箸になります。


最後に箸先をサンドペーパーで歯ざわり良くなるように擦りとれば出来上がりです。初めてでも15分程で出来上がります。

自分で作ったお箸で食べるって最高ですねー!杉箸は滑らず滑らかで小さな豆もつまみやすくて使用感は抜群です。

菊一でも吉野杉を使った爪切りを販売しています。木を使っている事で温かみが感じられます。

吉野は少々遠いですが風光明媚で奈良名物柿の葉寿司や酒蔵などもあります。

奈良市内から車で約1時間ドライブがてらにMY箸体験オススメです。

吉野杉懐石箸  -吉野杉箸製造卸- 吉 辰 商 店

近鉄奈良駅近辺

今回は近鉄奈良駅近辺をご紹介します。

先ず駅に降り立つと、せんと君がお出迎えしてくれます。記念撮影できるようになっていますからせんと君とツーショットを撮ってください。

駅を出ると奈良駅待ち合わせの定番、行基さんの噴水があります。アーケードが出来てからはひがしむき商店街に入るのに雨に濡れなくなりましたね。

ひがしむき商店街は昔ながらのお店と新しいお店がまじりあっていて観光客でいつも賑わっています。

商店街を抜けると三条通りです。三条通りはJR奈良駅から春日大社一の鳥居へとつながる道ですが、まず目に入って来るのは猿沢池です。

猿沢池で最も知られているのは中秋の名月の夜に行われる采女祭りですね!月明りの夜に行われる悲しい悲恋物語のお祭りです。また、池を挟んでみる興福寺の五重塔の景色は誰もがカメラマンになる絶好の写真スポットです。

そしてその興福寺ですが阿修羅像等を展示している国宝館が今年リニューアルオープンしました。さらに平成22年より行っている興福寺中金堂の平成再建工事も本年10月落慶予定です。さて、奈良に遊びに来られるお客様のお目当てNO1は、なんといっても奈良公園の可愛い鹿さんです。

奈良の鹿は野性の鹿なのですが、とても人に慣れていますからいたずらさえしなければ安心です。鹿さん達、とってもお行儀がよくてお煎餅をもらう時、頭を下げてご挨拶をしてくれるんです。この可愛い姿を見たい気持ちはよーく分りますがじらさないであげて下さいね、鹿さんに囲まれてしまいますよ。6月1日~6月30日は鹿苑で子鹿の公開が始まります。子鹿ちゃん達がお母さん鹿のおっぱいを飲む姿を鹿苑までぜひ見に来て下さい。

次に近鉄奈良駅西側もご紹介しておきましょう。

西側にはあまり観光客の訪れない漢国神社(かんごうじんじゃ)があります。

漢国神社の歴史は推古天皇元年(593年)まで遡るといわれ、たいへん歴史のある神社とされております。

境内にある林神社は日本初、饅頭を作ったという饅頭の祖・林浄因が祀られていることから、日本で唯一の饅頭の神社とされており、林浄因の命日である4月19日には毎年『饅頭まつり』が行われています。全国各地の菓子業者が神前にお菓子を献上する他、一般参拝者にも抹茶と饅頭がふるまわれるようなので(整理券が必要)興味のある方は一度参加されてはいかがでしょうか。

近鉄奈良駅周辺にはまだまだご紹介したいスポットがあるのですがそれはまた次回、、、

春日祭に行きました

春日大社にはいろいろなお祭りがあります。なかでも重要なお祭りが一月御祈祷始式、三月春日祭、十二月春日若宮おん祭りです。三月十三日は春日祭です。春日祭(申祭)は春日大社の例祭でその始まりは社伝では第五十五代文徳天皇の嘉祥三年(千百余年前)といわれていますが、それ以前にも奉仕されている史実があります。第五十六代清和天皇の貞観元年には庚申の夜に斎行され、それからは春二月冬十一月を祭日と定められました。これが申祭りの名のおこりであります。春日祭は奉られる濁酒の醸造始の神事です。春日祭は一般には非公開のため詳しくはご紹介出来ませんが、少し写真でご覧いただきます。

春日祭には天皇家よりの勅使御一行が来られます。勅使が来られる前に宮司以下神職によって御本殿の扉を開き奉るお祭りをされます。扉が開かれた後は二の鳥居前にて勅使をお迎えになられます。勅使一行はとりどりの装束を身に着けられ参勤されます。装束は華やかで中でも勅使の装束は縫腋の束帯というもので、長い裾を引いていてとても雅なものでした。始めに祓戸神社にて神饌をお供えし勅使のお祓いを祈願します。

勅使御一行お迎え

勅使祓戸神社参拝、

勅使御一行

勅使自らが神饌を担ぎ御本殿にお供えを奉ります。このように勅使自らが担ぐというのは他では見られない大変珍しい事だそうです。

神職がお供えのお神酒をご神前までお運びになられます。

御馬は神殿前、林檎の庭を三回引き綱に引かれながら廻ります。昔は8回廻ったそうですが、現在は3回になっているそうです。神殿前の階段は幅が狭く急なため馬は降りにくく、上手く降りられると皆ほっとしました。次に直会殿にて神職より勅使、辨代に饗膳お神酒を差し上げる直会の儀が行われました。その後は大和舞の奉納です。

この後勅使、辨代は位階.氏名の書かれた見参を受け取りご覧になります。ここはよく見えなかったのですが、真綿を左肩に受けられて拝舞の作法というのをされています。勅使御一行が退下された後は御扉を閉じ春日祭は終了しました。

春日大社は20年に一度執り行われる式年造替も終え御本殿は朱色鮮やかで大変美しくなりました。さらに今年は御創建1250年を迎えられたという事で大変おめでたく、それを記念して『春日大社のすべて』という特別展を奈良国立博物館で4月14日(土)~6月10日(日)の日程で開催されます。ご興味のある方は是非とも足をお運びになられてはいかがでしょうか。

奈良国立博物館、特別展 春日大社のすべて

直会にいただいた濁酒は発酵させただけの米麹の残ったお酒です。未発酵のお米は甘く口当たりの良いお酒でついつい飲みすぎてしまいますね。

参考:春日大社ホームページ

 

菊一本店付近・若草山麓

今回は菊一本店付近をご紹介したいと思います。菊一文珠四郎包永本店は若草山の麓にあります。

若草山は下から観ると三つの笠を重ねたように見える事から三笠山とも呼ばれています。高さは342m、広さは33haです。春は桜、夏は芝の緑、秋は紅葉、冬はすすきや雪化粧する時もあります。もちろん鹿さん達は自由に若草山の草を食んでいます。さて、若草山で一番有名な行事といえば、やはり冬の山焼きでしょう。

山焼きの前には花火が上がります。毎年思考を凝らした仕掛け花火も上がります。恒例の可愛い鹿さんの花火もあがりましたよ。

花火が終わるといよいよ点火です。掛け声と共に一斉に火がつけられます。菊一本店は山が目の前なので迫力が違います。お店の外は明るくなるほどです。冬の夜に山が真赤な炎に覆われる姿は圧巻です。よく何のために山を燃やすの?と訊かれますが、諸説ありますが、神事的な理由として山の頂上にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるためや、東大寺と興福寺のもめ事があったという説などありますが、ことの真相は定かではありません。山焼きの灰が肥料となり燃やすことで害虫駆除の役目も果たし、また春になると新芽が生えて夏には美しい緑の芝生に覆われるという自然の力をいかしたとても理にかなった方法なのです。

奈良公園から、若草山を観ると遠く感じるのですが実はそんなに遠く無いんです。東大寺〜二月堂〜手向山八幡宮〜と観て周ると…

もう若草山麓ゲートは目の前です!

もう1ルートおススメなのは春日大社さんを拝観して一言主神社でお願い事を一つして前の道をまっすぐ抜けると水谷神社、水谷茶屋があります。水谷茶屋は日本昔話に出てくるお家のようで、インスタ映えは間違い無しです!

そこから、すぐ前の階段を上るとそこはもう若草山の麓でゲートは目の前!ゲート左側には菊一ゆかりのある野上神社があります。このお話は以前のブログに出てきますのでご興味のある方は

こちらでhttp://kikuichi.com/blog/kikuichikanenaga2/

3月山開きになると春日山原始林は所々桜色に染まります。市街地から近接して原始林が存在することは大変珍しい事で、ひんやりとした原始林の中は鳥の声や虫の音も聞かれます。原始林の中で出逢う鹿さん達は奈良公園で見るのとは違って野性的に感じるかも知れませんね。

それから緑に覆われる夏の若草山。山頂からの夜景は新日本三大夜景にも選ばれた事もあり、夜景の美しさは格別です。

秋は紅葉です。紅葉の赤、銀杏の黄色、桜の茶色等々カラフルな色に染まる山々は遠目にも美しいです。又秋は若草山を山歩きするのにもぴったりです。心地よい風がすすきを揺らしてくれるでしょう。

冬は年に数回しか降りませんが雪景色が見られる事もあります。

春夏秋冬一年中美しい景色があり、身近で行楽が楽しめる、奈良、若草山にぜひ一度起こしいただければと思います。

興福寺 国宝館がリニューアルオープンしました

2018年1月1日興福寺国宝館が1年間の耐震補強工事を終えて、リニューアルオープンしました。

現在日本の国宝仏として指定されているのは、7世紀の飛鳥時代から13世紀の鎌倉時代までの128件が国宝指定されています。

その内の74件が奈良県所蔵の仏像の数です。さらにその内の17件は興福寺所蔵で日本一の数であります。

興福寺で最も有名な仏像といえば、阿修羅立像ですが、阿修羅像は八部衆の一体で現存する国内最古の阿修羅像です。興福寺宝物殿の解説では、阿修羅はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と表記されています。

今、若い女性の間で仏像ブームが起きていますね!その火付け役になったのは、この阿修羅立像です。

古代インド神話の阿修羅王は、帝釈天を向こうにまわして、荒々しい合戦を繰り返す悪神で、容貌醜怪な外道とされています。興福寺の阿修羅像はこの神が釈迦の教化によって仏法の守護神となった姿で、天界を暴れまわる鬼神のイメージはありません。

優しい少年のような眼差しと愁いをふくんだ表情は、観る者の心を引きつけて止みません。

国宝館では、大半の仏像をガラスケース無しで観ることが出来るので、他の博物館で観るのとは迫力が違います!他で見た事がある方も、もう一度観る価値があると思います。

興福寺は五重塔以外に御朱印人気の南円堂、ひっそりとしていて素敵な三重塔、北円堂などもぜひとも訪れてください。

東金堂と五重塔

五重塔

南円堂

北円堂

荒池から興福寺を観む
春日大社一の鳥居前からもすぐ近くです。

興福寺公式ホームページ  

参考Wikipediaより

 

 

 

春日若宮おん祭り

春日若宮おん祭りに行ってきました。

春日若宮おん祭りは春日大社の摂社である若宮神社の御祭礼です。このお祭りは日本最古の文化芸能のお祭りで奈良の一年を締めくくると言ってもよいほどです。その起源は860余年前(1136年)にさかのぼります。当時、全国的な洪水飢饉のため万民が苦しんでいるのを憂いた関白「藤原忠道」は若宮神を春日野の仮御殿にお遷しされて、数々の芸能を奉納し丁寧にお祭りされました。その後、雨は止み作物豊穣となり天下が無事治まったという事で、以降毎年行われる事となったと伝えられています。

おん祭りといえば17日のお渡り式が知られていますが、中心行事の始まりは12月15日大宿所祭から始まります。大宿所は奈良市内餅飯殿町(もちいどの商店街)にあります。おん祭りを差配した大和国内の有力な士たちが精進禊斎をして祭礼前日に大宿所に集まりお籠りをすることから、大宿所と呼ばれるようになりました。

大宿所詣の行列は郷の神子・八島神子・奈良神子・がおん祭りに奉仕するにあたり大宿所でお湯立のお祓いを受けます。お湯立は巫女が笹の葉でお湯をふりそそいでお祓いをする儀式です。

16日は宵宮祭です。若宮神社に大和士が古式ゆかしく参拝し奉幣をします。夜に行われる田楽座の奉納は幻想的で厳かな雰囲気で見るものを魅了します。

17日のお祭りは暁祭より始まります。午前零時に御旅所にお着きになられた若宮様に朝食をさしあげる行事です。そして正午より始まるお渡り式は日使、御巫、細男座、田楽座、猿楽座、大和士、大和国内の大名の各々が御旅所に向けて、時代行列をする祭りのハイライトで最大のみどころです。

その後、行われる御旅所祭は若宮様の御前で祝詞に続き神楽や芝居などの古典芸能を奉納しお祭りは終わります。古の都奈良を代表するお祭り、おん祭りに一度お越しになられてはいかがでしょうか。

参考 春日大社ホームページ

鹿寄せ行きました

ボォ〜〜ボォ〜〜ポゥ〜〜♪ナチュラルホルンの音色が響くと鹿さん達の群れが…

森の中から沢山の鹿が出てくる姿は可愛くて感動です。

今回の鹿寄せは12月14日(10日を除く)までですが、なつの鹿寄せもやっていますので詳しくお知りになりたい方は…

奈良の鹿愛護会のホームページへ

http://naradeer.com/index.html

 

 

 

 

山の辺の道を歩く その1

今回は以前から歩いてみたいと思っていた山の辺の道を歩いたお話です。

山の辺の道ってご存知ですか?山の辺の道は大和の古代道路で日本最古の道と言われています。三輪山のふもとから春日山のふもとまで通じるおおよそ40㎞の道があり、『古事記』『日本書紀』にもその名は記されています。桜井より歩く道が本来の道筋ですが、奈良市民なので終点の新薬師寺前より歩き始める事にしました。奈良の起点になっている道標は新薬師寺ちかくにあります。さあここから歩き始めます。程なく新薬師寺が見えてきます。

新薬師寺は天平十九年三月、聖武天皇の病気平癒を祈って、光明皇后によって創建された華厳宗の寺院で本尊は薬師如来、国宝の本堂や奈良時代の十二神将等、多くの文化財を伝えています。ゆっくり見たいのもやまやまですが、まだ歩き出したばかりなのでここは写真だけでしつれい…。さて、いよいよ山の辺の道に入って行きますが、入り口が見当たりません、Google地図を見ると通り過ぎてる?道無いよ(笑)と思っていると…ありました!

これ!田んぼのあぜ道でした。ガイドブックと違うじゃないですか〜と思いましたが、最初で諦める訳にはいかない!と歩きだしました。のどかな田んぼのあぜ道を通って行くとこんな石碑にも出会えます。

やっぱりここが山の辺の道で正解なんだと改めて思いながら、まだまだ続く道を抜けて行きます。途中には鹿が出ますとか、猪注意!の看板が設置されています。本当に出てきたらどうしよう~?でも昔の人はどうしていたんでしょうね?今よりも自然動物が沢山いた時代の人はちゃんと人間と動物との境界線を自然と読み取っていたのかも知れませんね。

ここは本当に猪が出そうだったので行かない事にして、普通の道を行きます!そして、歩くこと1時間で山の中を抜けてここに出ます。

こちらは白山比咩神社(しらやまひめ)です。白山比咩神社は菊理比咩命が御祭神で、総本社は石川県鶴来町の加賀一宮として鎮座する白山比咩神社で白山権現を信仰されています。

そうしてここから歩いて20分ほどでここ崇道天皇陵に到着です。この崇道天皇には怨霊伝説があります。興味がある方は悲劇の早良親王を調べてみてください!興味深いお話ですよ。

すぐ横にこの碑がありました。

あおによし奈良の大路は行きよけど この山道は行き悪しかりけり        詠み人  中臣宅守

奈良の大路は楽に歩けるけれど、この山道は大変な山道でしたよ。という内容だそうです。昔からこんな道だったのですね(笑)

さあやっと、今日の最終地点円照寺(山村御殿)に到着です。こちらは、臨済宗妙心寺派の尼寺で斑鳩の中宮寺、佐保路の法華寺と共に大和三門跡と呼ばれる門跡寺院です。華道「山村御流」の家元でもあるので、山村御殿と呼ばれています。三島由紀夫の小説「豊饒の海」の中に登場する月修寺は円照寺をモデルに描いています。非公開寺院の為中には入れませんが、もみじが有名で毎年紅葉の時期には参道だけ公開されます。今回私が歩いたのはここまでの約10kmです。制覇するのはまだまだですが、続きは完全装備で歩きたいと思っています。なぜなら食事するお店無いです、自販機も無いです(笑)歩く方はお弁当お茶必須ですよ〜(#^.^#)次回は、暖かくなった頃になるかもですね。

 

 

私のお薦め紅葉写真スポット

今回は私が大好きな紅葉写真スポットをご紹介いたします。

NO3鷺池の浮御堂

浮御堂を西側から撮影すると紅葉が池に写りこんでとても素敵な写真が撮れます。

NO2手向山八幡宮正面の階段

階段下より見る紅葉に囲まれたお堂が一枚の絵のように美しい風景です。

NO1東大寺裏の大仏池のイチョウ

池のほとりに大きなイチョウの木があります。いちょうが散り始めると一面黄色い絨毯が広がりまるでそこだけ光のスポットが当たったようでとても素敵です。

番外編    下の禰宜道、志賀直哉旧居前より春日大社に抜ける小道

まだまだありますが今回はこの紅葉が美しい4か所を選びました。と言ってもこれらの写真はまだまだ紅葉には早いですね、でも大丈夫です!このブログを読んだ方、奈良旅行を計画してください!(^^)!紅葉は11月下旬から12月の半ばが見頃です。素敵な紅葉写真を撮りに来て下さい。

追記

今年は急な寒暖差で思いのほか紅葉が早まっています。見頃は11月中旬になりそうです。お越しになられる方はお急ぎ下さい。

奈良町に行って来ました

先日東京から友人が遊びに来てくれました。奈良を案内して欲しいとのことなので、1日目は東大寺、興福寺、春日大社、奈良公園と、ザ・奈良を案内しました。

2日目はどうしようかと思っていると、彼女の方から奈良町を案内して欲しいとの要望があったのでのんびり歩く奈良町へ…

近鉄奈良駅から東向商店街を抜け、メディアでも有名な高速お餅つきを見て餅飯殿商店街へ…餅飯殿商店街は奈良町の入り口です。

この通りには骨董品屋さんが何軒かあり、もしかしたらお宝に出逢えるかもと友人は必死!(笑)江戸時代?らしい藍の生地を購入していました。私もついつい釣られて切子のグラスを買ってしまいましたが…。可愛い和小物のお店や行列のかき氷屋さんを眺めながら商店街を抜けると

古い街並みにタイムスリップしたような格子の家が立ち並んだ界隈に、家の軒下には赤いころんとした人型の人形がいくつもぶら下がっているのを見かけます。これは奈良町にある庚申堂の青面金剛さまのおつかいで、身代わり申というものです。身代わり申はその家に住む人の数だけ吊るしてあり、家にくる災いを防いだりする厄除けの意味があるそうです。

奈良町からくりおもちゃ館、800年続く菊岡漢方薬局、(見るだけでも価値あり)

ならまちにぎわいの家、吉田蚊帳、等々、奈良の蚊帳ふきんは昔からあったのですが、最近は白いふきんだけではなくてオシャレな色や蚊帳のストールなども売られるようになり、お手頃な価格ということもあってお土産にぴったりなのです。友人は自分用にストール、お土産にふきんを購入していました。そこから少し行くと世界遺産の元興寺へ、

元興寺は南都七大寺のひとつで蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)が前身で飛鳥の地より現在の地に移転して元興寺となりました。昔は広大な敷地を有していましたが、現在では極楽堂と禅室が残っているだけとなっています。静かな元興寺を観光して、大乗院庭園の方へ、途中には猫カフェ、ドッグカフェ等も、あって時間があれば入ってみたいな〜と思いました。

ちょっぴり疲れてきたので、大乗院庭園をさらっとみて

ちょっと休憩です。10月になっても暑い日が続いていてかき氷が食べたいと思い人気店へ

冷たいかき氷でクールダウンするとまだまだ元気な友人が
般若寺のコスモスを見に行こうと言い出しました。足も疲れてきたので近鉄奈良駅からバスに乗り般若寺へ

国宝の楼門は堂々としていて立派です。

別名コスモス寺と呼ばれている般若寺はちょうどコスモスが満開で、友人は秋晴れの奈良観光を堪能することができたと喜んで東京へ帰りました。