当店では、各種数多くの包丁を店頭で展示・販売しておりますが、その一つ一つを、熟練の職人が手作業で製造しています。
先日、アメリカからの取材がありましたので、その際に、菊一の包丁の製造過程の一部を写真に収めてきました。取材風景もあわせてご覧ください。
粗削りの工程(包丁の形を整える作業)
包丁は金槌で叩いて形を整えますが、当社では、包丁の形に応じて金槌を取り換えています。鍛冶屋で今もこだわって金槌を交換しているのは珍しいとのこと
焼き入れの工程・・・・高温に加熱後、急速に冷やすことで強度を増しています。
包丁の「刃」だけでなく、「柄」(ほうの木)も一つ一つ丁寧に製造しています。
撮影スタッフの方も、木くずをかぶりながらの撮影でした
(完成品例 出刃包丁)
包丁の製造の様子を撮影後は、本店に移動し撮影再開です。
海外の撮影スタッフは、日本刀「包永」に興味深々のご様子。
刀の撮影は、光が反射し難しいものです。持ち方を色々調節して美しく映るよう整えます。
菊一文珠四郎包永は、時代を超えて今に蘇える刀鍛冶の技と細やかな心遣いを、鮮やかな切れ味に添えて皆様にお届けしています。
熟練の職人が一つ一つ丹精込めて作った包丁は、若草山麓の菊一文珠包永本店で展示・販売しております。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。
遠方の方は、オンラインストアもご用意しておりますので、こちらもどうぞご利用ください。
菊一文珠四郎包永 オンラインストア http://www.kikuichihamono.com/